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最近、ピクシブばっかり更新しててごめんなさい(苦笑)
走り書きしていたメモ。
◇◆◇
「リナさん!お久しぶりです~。って、あれ、ガウリイさんは?」
「あ~うん、ちょっと…」
「…子守りですかっ!?」
「!ちょ、大声で言わないでよっ」
「そんな照れなくたっていいじゃないですか~☆お二人とも、ご夫婦、なんですからぁ~」
「ぎゃー!止めて!」
「羨ましいですよ!幸せになって下さいね!!」
「…アメリア、あのね」
「……あの人、たまに手紙をくださるんですよ」
「そう。それでどうするの?もしここから逃げたいって言うなら手伝うわよ」
「…ありがとうございます。でもそんなことしないですよ。敵前逃亡は悪!ですから」
「敵前って…。でもどうするの?断れないんでしょ?今回の話は」
「私から出来ないなら、向こうからしてもらえばいいんですっ」
「何か策でもあるのね?」
「あちらにお近づきの印しとして、フィリアさんが選別した壷をお贈りしました」
「ふむふむ」
「その壷はちょっとしたマジックアイテムで」
「へ~」
「相手にこちら側の望んだ《夢》を見させるそうです」
「フィリア、面白いのを持ってきたわね」
「見つけたのはゼロスさんらしいですけどね」
「(嫌な予感)へ、へぇ。あの二人、何だかんだと仲がいいのね…」
「で、私は悪夢を見せるようにお願いしましたっ!」
「はっ?」
「私と結婚したら、ものすごーーく不幸になるって夢を!!」
「ちょ、ちょっと待ってアメリア。悪夢だけで向こうが怯むと思うの?」
「大丈夫です。なんでも悪夢を見るたびに相手の生命エネルギーをすいとるみたいです。
フィリアさんがゼロスさんに実験して得られた話ですから間違いないですっ!
あのゼロスさんが、二日でヘロヘロになったらしいので、効果アリですよ!!」
「そ、そぉ(何してんのよ…と言うか魔族って夢見るんだ…)」
「そのうち、《アメリア王女と結婚を希望する者は不幸になる》って噂が流れればこっちのもんです!
誰も私と一緒になりたい、なんて思わなくなりますよ♪」
「…ゼル、はやく帰ってくるといいわね…」
◇◆◇
「半年ぶりですね。フィリアさん」
「…相変わらずいきなりの訪問ですね。仕方ありません、紅茶一杯ぐらいは恵んであげますわ」
「……」
「…何か?」
「いえ、何時もみたいに悪態を付かないのが意外で…」
「あなたが万全だったら、そうしてます」
「……」
「……」
「…バレましたか」
「力が戻るまで出てこなくて良かったんですけどね」
「…あぁ、そーいやーそうですね。何で僕はここに来たんでしょうか?」
「……そんなこと私に訊かれても困ります。ハーブティーでいいかしら?」
「是非お願いします。…精神世界面に戻る時、何故かあなたの魔力を探してたんですよね。
まぁ、向こうも僕がただの黄金竜の所に居るとは思わないでしょうから、僕の判断を良しとしましょう」
「私の絶望を食べて早く出てって下さい。魔族のあなたを助けようとしている自分に、心底絶望してるんですから!」
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