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気のむくままに、更新中… いわゆるネタ。 本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;) PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。 *関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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彼とは争いたくなかった。
私は魔女で彼は魔女の騎士。

そして私たちは愛し合っている。

対立する神に駒として喚ばれ、元の世界の記憶が曖昧であっても。
不思議と二人の絆は強いのだ。


彼を倒したくない。
彼に倒されたくない。

望みは、二人で還ること。
どんな犠牲を払ってでも。

「私は魔女だから。ここでは自分に素直になるわ」


☆★☆
ちょいダークなリノア。

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新しく来た異世界の戦士は、本物だった。


自分と同じ服、同じ…瞳。

自分は彼を知っている。けれど、彼は自分を知らない。

「アンタもソルジャーなのか?」

…自分と知り合う前の彼。
「いや、俺は、」
「だってその目は、」
「違うんだ」
「…そのバスターソードはどうしたんだ?」
「これは…トモダチから、…預かっているんだ」

今、彼がここに存在するのなら、「返す」べきなのかもしれない。

◇◆◇

クラウドの記憶があって、クラウドと出逢う前のザックスが来た場合。

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ティナとオニオンナイトが連れてきた、新しい女戦士は、一目散に駆けてきた。



「チイ!」

「うぉ!リュックか?!」



ティーダに突撃した少女は、そのまま驚いた表情で相手の体を触り出す。そして、なすがままの彼の腕を掴んだ。



「帰ろう」

「え」



その言葉に、ティーダだけでなくその場に居た全員がざわめいた。



「もう、いいでしょ!帰ろうよ!」

「ちょ、リュック!」

ズルズルと引き摺られるが、踏みとどまって、逆に彼女の動きをとめた。

「俺はこの戦いが終わらないと…」

リュックは、ティーダの目の前に勢い良く手を付き出す。

「2年」

「え」

「チイが、ジェクトさんを倒して…アタシたち、ううん、ユウナんの目の前から消えて2年たったよ。

チイがユウナんを受け止めることが出来なくて、異界に行っちゃってからもう2年たったんだよ!



もう待てないよ!



ユウナん、ずっと待ってる!

何時も心配かけさせまいと笑ってるけど、アタシ知ってるんだ。

一人になると、海辺で指笛吹いてるんだよ?チイがまた海から来てくれるんじゃないかって!!

毎日毎日…。



だから帰ろうよ。こんなとこ放り出しちゃえばいいじゃないか!





…指笛、吹いて、暫く待つの。そして、また吹くの。

あの時のユウナんの顔、知ってる?次こそは来るかもしれないって期待して、でもやっぱり来なくて…。



壊れちゃうよ!

もうこれ以上は無理だよ!!!」



「…無理だよ、リュック」

「何で!ティーダはユウナんが壊れても…」

「だって、俺、どのみち存在してない、っスよ」





◇◆◇

リュックだったら言ってくれる。

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「あいつはさ、『ほっときなさいよ』って言ったんだけどさ。心配で来ちゃったぜ」
ライフストリームから生まれた影。

影は自分より少し大きい。
「誰、だ?」
そう呟くと、その影は少し顔を歪ませて、そして笑った。

「思い出せないなら、別に構わないさ。
…ソルジャーの誇り、大切にしてくれてるんだな」
影はそう言うと、大剣をそっと触った。

何故、自分は泣いているのだろう。

背負った剣が、重い。


◇◆◇

最近クラウドを泣かせてばかりだな!

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「何で、アンタがこんな所に居るんだ!」

金髪の兵士は、黒髪の兵士を見て叫んだ。

「コスモス、居るんだろ?コイツを還してくれ!
力が足りないなら俺がコイツの分まで闘うから!!
…頼む!!」

クラウドは青年の側まで来ると、空へと叫んだ。



「アンタは還るんだ!ザックス!!」



相手の肩を掴むと、その指が食い込み、白い指が更に白くなった。



ザックスは、その指を肩から離し、ゆっくりと覆った。
ぴくり、とクラウドの肩が、遠目で見守る仲間たちにも分かるほど大きく震える。



「アンタはここに居るべきじゃない」

「クラウド、」



―懐かしい声。聴きたくても聴けなかった。
もう会えない、はず、だった。



「アンタを、待っている人が居る、だろう?」



視界が歪むのは。

頬を伝う涙は。


歓喜か懺悔か。





「あの、教会で、」

ザックスは、別れた時よりも鍛えぬかれた相手の体を抱き止める。

「彼女は、アンタを、」

背中を、子供をあやすように軽く叩く。

「…待っているんだ」

「そうだな…」

「ずっと、待ってるんだ」

「じゃあ、一緒に還ろうぜ」



(戻ったところで、同じ時を過ごせない事は分かっているけれど)

◇◆◇

ザックスが来たら、いろいろ取り乱すといいな!

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リノアを中心に魔力が渦を巻き、轟音と共に光が弾けた。


―EXバースト。


スコールは己を覆う、巨大な影を見た。


ばさり。


空を斬る音。



「…リノ、ア」

体に浮かぶ知らない紋様。

黒髪はそのままに、背中から生えるのは、純白の羽根。

見下ろす瞳は、冷たいながらも、憐れみを含んでいるように見えた。



「……」



スコールは叫びを堪え、膝が落ちるのを耐えた。





そして理解する。



自分たちは敵であると。





獅子の咆哮はかきけされた。



◇◆◇

画力があればな~。

リノアのEXバーストを描けるのに!

誰が描いて下さい(笑)

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何故、とスコールの唇が動くのを、少女は静かに見ていた。
「スコールは伝説のSEEDだもん。
私は、魔女だもん。だから、じゃないかな~」

そう言うと、彼は顔を歪めた。

どんなに大切でも。
今は敵。

暫くの沈黙の後、スコールは何も告げずに、リノアの手を掴んだ。
「あ、ちょっ、スコール?待って!」
「……」
彼女の戸惑いにも足を止めない。
暖かい手を、互いに握りしめて進む。

やがて見えてきたのは、女神の恩恵が強い聖域。

「スコール!無理だよ、私は行けないよ!」
「……」
「スコール!」
「駄目だ!!」

荒げた声に、リノアの細い体が大きく揺れた。



◇◆◇

珍しく続いた(驚愕)!
今後は不明。

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ドォォォン…


魔法による爆音とまきあがる砂ぼこり。

スコールは愛用のガンブレードを構え、後ろに下がる。
抉れたクレーターから推察するに、かなり巨大な魔法だろう。

構えたままじっと見えぬ相手の気配を探った。

薄くなっていく視界の先に見える影。
「…?」
光の屈折ではっきりとは分からない。
線の細い、影。
ゆっくりと近づいてくる。
「!」

構えた剣先が、僅かに震えた。

青い服。
黒い髪。

そして。

強い力を宿す瞳。

馬鹿な、とスコールは呟いた。

「リノア?」
「…うん」

その姿がまとう気配は、紛れもなく、混沌の。



◇◆◇

カップルの中では一番しっくりくる対立かと。

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「あいつは言ったんだ」



黒服に身を包み、英雄に良く似た銀髪を靡かせた青年は、にたり、と笑う。



「兄さんたちを倒せば、元の世界に戻れるって」



兄、と呼ばれた金髪の青年は背負っているモノに手をかけた。



「一刻も早く帰って、探したいんだ。…母さんを。だから、裏切り者の兄さん」

死んで。





◇◆◇



カダージュにしてみた。

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「折角、彼が助けてくれたのに、ね」

花売りの少女は、祈りながら話しかける。

「また、囚われちゃったんだね」
「それはお前も同じだろう」

天からの災厄に、彼女は語りかける。

「そうだね。だから私は来たのかな?
貴方を救う為に」

「ご苦労なことだな」



◇◆◇

クラウドじゃなくて、エアリスが喚ばれたら?バージョン。

なんか、何でも有りになってきたな~。

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ホシノヤドリギ
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自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。

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