気のむくままに、更新中…
いわゆるネタ。
本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;)
PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。
*関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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私はこの世界に喚ばれたのではないのかもしれない。
この不思議な世界で、闘い、仲間たちと過ごし初めて、ずっとそんな考えが頭から離れなかった。
「じゃあユウナは何故この世界に来たと思うんだい?」
焚き火に薪をくべながら、黒髪の青年は尋ねた。
赤い炎が彼女の色違いの瞳を照らす。
暫くその炎を見つめていたユウナは、両膝を抱え、空を見上げた。
「ラグナさんは…この世界で太陽を見ましたか?」
「いや?」
今は夜。
煌々と輝く月。
青空の世界はあるのに、太陽がない。
「月は太陽がないと輝けないのに、不思議ですよね…。
でも、私には太陽が必要なんです。
私は私の太陽を探しに来たんです」
もう顔すらも浮かんでこない。
大切な大切なものだったのに。
夢と希望を与えてくれた。
たった一つの。
ティーダ。
◇◆◇
IFの世界、3本目。
ラグナさんは友情出演です(笑)
青年ラグナか壮年ラグナか、かなり悩みました☆
この不思議な世界で、闘い、仲間たちと過ごし初めて、ずっとそんな考えが頭から離れなかった。
「じゃあユウナは何故この世界に来たと思うんだい?」
焚き火に薪をくべながら、黒髪の青年は尋ねた。
赤い炎が彼女の色違いの瞳を照らす。
暫くその炎を見つめていたユウナは、両膝を抱え、空を見上げた。
「ラグナさんは…この世界で太陽を見ましたか?」
「いや?」
今は夜。
煌々と輝く月。
青空の世界はあるのに、太陽がない。
「月は太陽がないと輝けないのに、不思議ですよね…。
でも、私には太陽が必要なんです。
私は私の太陽を探しに来たんです」
もう顔すらも浮かんでこない。
大切な大切なものだったのに。
夢と希望を与えてくれた。
たった一つの。
ティーダ。
◇◆◇
IFの世界、3本目。
ラグナさんは友情出演です(笑)
青年ラグナか壮年ラグナか、かなり悩みました☆
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「どうして、避けなかったの?」
黒髪の少女は、髪飾りを鳴らしながら、地に伏している少年の元に向かった。
フラフラと。
力無く。
あの時。
彼の剣は少女の服だけを裂き、少女が放った銃弾は彼の腹部に飲み込まれていった。
避けれたはずだ。
彼なら、剣を少女の体に突き刺し、弾丸を避けることは出来たはずだ。
彼女は、…ユウナはそれを覚悟していた。
それなのに、何故。
「……わざと?わざと外して、…避けなかった?」
少年の口許が僅かに動き、微笑みを作る。だが。それだけだ。
目蓋は閉じられ、四肢は動いていなかった。
どぉん、と遠くで爆音がなった。
…自分たち以外の戦士が戦っている。
けれど、ユウナはここに留まる事を選んだ。
どちらが勝っても、彼女には関係ないのだから。
「月には、太陽が必要なんだよ…?」
再び鈍い爆音が響いた。
世界が傾く。
彼は動かない。
ユウナは、彼に寄り添い瞳を閉じた。
離れぬよう、しっかりと指を絡めて。
光が、二人を包んだ。
◇◆◇
IF二本目。
ユウナ→秩序
ティーダ→混沌
だいぶ前に出来ていたのですが、勇気を持ってアップしてみました。
黒髪の少女は、髪飾りを鳴らしながら、地に伏している少年の元に向かった。
フラフラと。
力無く。
あの時。
彼の剣は少女の服だけを裂き、少女が放った銃弾は彼の腹部に飲み込まれていった。
避けれたはずだ。
彼なら、剣を少女の体に突き刺し、弾丸を避けることは出来たはずだ。
彼女は、…ユウナはそれを覚悟していた。
それなのに、何故。
「……わざと?わざと外して、…避けなかった?」
少年の口許が僅かに動き、微笑みを作る。だが。それだけだ。
目蓋は閉じられ、四肢は動いていなかった。
どぉん、と遠くで爆音がなった。
…自分たち以外の戦士が戦っている。
けれど、ユウナはここに留まる事を選んだ。
どちらが勝っても、彼女には関係ないのだから。
「月には、太陽が必要なんだよ…?」
再び鈍い爆音が響いた。
世界が傾く。
彼は動かない。
ユウナは、彼に寄り添い瞳を閉じた。
離れぬよう、しっかりと指を絡めて。
光が、二人を包んだ。
◇◆◇
IF二本目。
ユウナ→秩序
ティーダ→混沌
だいぶ前に出来ていたのですが、勇気を持ってアップしてみました。
この世界に喚ばれて。
彼女は知った。
己は秩序に喚ばれたもの。
彼は混沌に喚ばれたもの。
「久しぶりだな」
「こんな形で再会、なんてしたくなかった…です」
記憶の中の姿より、力強い。
でも確かに、彼だった。
「大きくなったなあ…」
そう言って、目を細めて笑う。
「…ま、今は敵同士だけどな」
「…ありがとうございました」
彼女は唐突に頭を下げた。
「おい?」
思ってもみなかった行動に、相手が戸惑うのが分かる。
「会ったらお礼を言おうと思ったんです」
頭を上げると、嬉しそうに笑う彼女は、記憶の中の姿よりずっと大人びていて。改めてジェクトは、過ぎ去った月日を思った。
「世界を救ってくれてありがとうございます。
父を護ってくれてありがとうございます。
…あの人に、逢わせてくれてありがとうございます」
「あのバカ息子は、役にたったか?」
「幸せをくれました」
◇◆◇
ティーダじゃなくて、ユウナだったら?バージョン
彼女は知った。
己は秩序に喚ばれたもの。
彼は混沌に喚ばれたもの。
「久しぶりだな」
「こんな形で再会、なんてしたくなかった…です」
記憶の中の姿より、力強い。
でも確かに、彼だった。
「大きくなったなあ…」
そう言って、目を細めて笑う。
「…ま、今は敵同士だけどな」
「…ありがとうございました」
彼女は唐突に頭を下げた。
「おい?」
思ってもみなかった行動に、相手が戸惑うのが分かる。
「会ったらお礼を言おうと思ったんです」
頭を上げると、嬉しそうに笑う彼女は、記憶の中の姿よりずっと大人びていて。改めてジェクトは、過ぎ去った月日を思った。
「世界を救ってくれてありがとうございます。
父を護ってくれてありがとうございます。
…あの人に、逢わせてくれてありがとうございます」
「あのバカ息子は、役にたったか?」
「幸せをくれました」
◇◆◇
ティーダじゃなくて、ユウナだったら?バージョン
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HN:
ホシノヤドリギ
性別:
女性
自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。
何かあればコチラまで。hosinoyado2000☆yahoo.co.jp(☆を@に変換)
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