気のむくままに、更新中…
いわゆるネタ。
本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;)
PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。
*関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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ティナとオニオンナイトが連れてきた、新しい女戦士は、一目散に駆けてきた。
「チイ!」
「うぉ!リュックか?!」
ティーダに突撃した少女は、そのまま驚いた表情で相手の体を触り出す。そして、なすがままの彼の腕を掴んだ。
「帰ろう」
「え」
その言葉に、ティーダだけでなくその場に居た全員がざわめいた。
「もう、いいでしょ!帰ろうよ!」
「ちょ、リュック!」
ズルズルと引き摺られるが、踏みとどまって、逆に彼女の動きをとめた。
「俺はこの戦いが終わらないと…」
リュックは、ティーダの目の前に勢い良く手を付き出す。
「2年」
「え」
「チイが、ジェクトさんを倒して…アタシたち、ううん、ユウナんの目の前から消えて2年たったよ。
チイがユウナんを受け止めることが出来なくて、異界に行っちゃってからもう2年たったんだよ!
もう待てないよ!
ユウナん、ずっと待ってる!
何時も心配かけさせまいと笑ってるけど、アタシ知ってるんだ。
一人になると、海辺で指笛吹いてるんだよ?チイがまた海から来てくれるんじゃないかって!!
毎日毎日…。
だから帰ろうよ。こんなとこ放り出しちゃえばいいじゃないか!
…指笛、吹いて、暫く待つの。そして、また吹くの。
あの時のユウナんの顔、知ってる?次こそは来るかもしれないって期待して、でもやっぱり来なくて…。
壊れちゃうよ!
もうこれ以上は無理だよ!!!」
「…無理だよ、リュック」
「何で!ティーダはユウナんが壊れても…」
「だって、俺、どのみち存在してない、っスよ」
◇◆◇
リュックだったら言ってくれる。
「チイ!」
「うぉ!リュックか?!」
ティーダに突撃した少女は、そのまま驚いた表情で相手の体を触り出す。そして、なすがままの彼の腕を掴んだ。
「帰ろう」
「え」
その言葉に、ティーダだけでなくその場に居た全員がざわめいた。
「もう、いいでしょ!帰ろうよ!」
「ちょ、リュック!」
ズルズルと引き摺られるが、踏みとどまって、逆に彼女の動きをとめた。
「俺はこの戦いが終わらないと…」
リュックは、ティーダの目の前に勢い良く手を付き出す。
「2年」
「え」
「チイが、ジェクトさんを倒して…アタシたち、ううん、ユウナんの目の前から消えて2年たったよ。
チイがユウナんを受け止めることが出来なくて、異界に行っちゃってからもう2年たったんだよ!
もう待てないよ!
ユウナん、ずっと待ってる!
何時も心配かけさせまいと笑ってるけど、アタシ知ってるんだ。
一人になると、海辺で指笛吹いてるんだよ?チイがまた海から来てくれるんじゃないかって!!
毎日毎日…。
だから帰ろうよ。こんなとこ放り出しちゃえばいいじゃないか!
…指笛、吹いて、暫く待つの。そして、また吹くの。
あの時のユウナんの顔、知ってる?次こそは来るかもしれないって期待して、でもやっぱり来なくて…。
壊れちゃうよ!
もうこれ以上は無理だよ!!!」
「…無理だよ、リュック」
「何で!ティーダはユウナんが壊れても…」
「だって、俺、どのみち存在してない、っスよ」
◇◆◇
リュックだったら言ってくれる。
「何で、アンタがこんな所に居るんだ!」
金髪の兵士は、黒髪の兵士を見て叫んだ。
「コスモス、居るんだろ?コイツを還してくれ!
力が足りないなら俺がコイツの分まで闘うから!!
…頼む!!」
クラウドは青年の側まで来ると、空へと叫んだ。
「アンタは還るんだ!ザックス!!」
相手の肩を掴むと、その指が食い込み、白い指が更に白くなった。
ザックスは、その指を肩から離し、ゆっくりと覆った。
ぴくり、とクラウドの肩が、遠目で見守る仲間たちにも分かるほど大きく震える。
「アンタはここに居るべきじゃない」
「クラウド、」
―懐かしい声。聴きたくても聴けなかった。
もう会えない、はず、だった。
「アンタを、待っている人が居る、だろう?」
視界が歪むのは。
頬を伝う涙は。
歓喜か懺悔か。
「あの、教会で、」
ザックスは、別れた時よりも鍛えぬかれた相手の体を抱き止める。
「彼女は、アンタを、」
背中を、子供をあやすように軽く叩く。
「…待っているんだ」
「そうだな…」
「ずっと、待ってるんだ」
「じゃあ、一緒に還ろうぜ」
(戻ったところで、同じ時を過ごせない事は分かっているけれど)
◇◆◇
ザックスが来たら、いろいろ取り乱すといいな!
金髪の兵士は、黒髪の兵士を見て叫んだ。
「コスモス、居るんだろ?コイツを還してくれ!
力が足りないなら俺がコイツの分まで闘うから!!
…頼む!!」
クラウドは青年の側まで来ると、空へと叫んだ。
「アンタは還るんだ!ザックス!!」
相手の肩を掴むと、その指が食い込み、白い指が更に白くなった。
ザックスは、その指を肩から離し、ゆっくりと覆った。
ぴくり、とクラウドの肩が、遠目で見守る仲間たちにも分かるほど大きく震える。
「アンタはここに居るべきじゃない」
「クラウド、」
―懐かしい声。聴きたくても聴けなかった。
もう会えない、はず、だった。
「アンタを、待っている人が居る、だろう?」
視界が歪むのは。
頬を伝う涙は。
歓喜か懺悔か。
「あの、教会で、」
ザックスは、別れた時よりも鍛えぬかれた相手の体を抱き止める。
「彼女は、アンタを、」
背中を、子供をあやすように軽く叩く。
「…待っているんだ」
「そうだな…」
「ずっと、待ってるんだ」
「じゃあ、一緒に還ろうぜ」
(戻ったところで、同じ時を過ごせない事は分かっているけれど)
◇◆◇
ザックスが来たら、いろいろ取り乱すといいな!
何故、とスコールの唇が動くのを、少女は静かに見ていた。
「スコールは伝説のSEEDだもん。
私は、魔女だもん。だから、じゃないかな~」
そう言うと、彼は顔を歪めた。
どんなに大切でも。
今は敵。
暫くの沈黙の後、スコールは何も告げずに、リノアの手を掴んだ。
「あ、ちょっ、スコール?待って!」
「……」
彼女の戸惑いにも足を止めない。
暖かい手を、互いに握りしめて進む。
やがて見えてきたのは、女神の恩恵が強い聖域。
「スコール!無理だよ、私は行けないよ!」
「……」
「スコール!」
「駄目だ!!」
荒げた声に、リノアの細い体が大きく揺れた。
◇◆◇
珍しく続いた(驚愕)!
今後は不明。
「スコールは伝説のSEEDだもん。
私は、魔女だもん。だから、じゃないかな~」
そう言うと、彼は顔を歪めた。
どんなに大切でも。
今は敵。
暫くの沈黙の後、スコールは何も告げずに、リノアの手を掴んだ。
「あ、ちょっ、スコール?待って!」
「……」
彼女の戸惑いにも足を止めない。
暖かい手を、互いに握りしめて進む。
やがて見えてきたのは、女神の恩恵が強い聖域。
「スコール!無理だよ、私は行けないよ!」
「……」
「スコール!」
「駄目だ!!」
荒げた声に、リノアの細い体が大きく揺れた。
◇◆◇
珍しく続いた(驚愕)!
今後は不明。
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ホシノヤドリギ
性別:
女性
自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。
何かあればコチラまで。hosinoyado2000☆yahoo.co.jp(☆を@に変換)
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