気のむくままに、更新中…
いわゆるネタ。
本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;)
PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。
*関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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「いつまでおられるおつもりで?」
突然背後からかけられた声には、明らかな非難が交じっている。 珍しい事もあるものだ。感情をあまりださぬ僕であるのに。 一番付き合いの長い精霊であり、最も信頼している相手に、声をあげて笑いなが ら、ふりむく。
「そんなに怒らないでよ。マリリン」 「御気分を害されたなら申し訳ありません。しかし、マスター。娼婦のような真 似ごとなど!」 「まぁまぁ落ち着いて。結構楽しいよ?この船は。 まさかこの歳になって初体験をたくさんするとは思わなかったし」
そう言ってチラリと視線を走らせると、鈍く輝く光が飛び込んでくる。 手足首に銀で作られた枷がはめられ、それら全てに、今やもはや失われてしまっ た言ノ葉が印されていた。
「マスターの御力を持ってすれば、そんなものはただの固まりにしか過ぎません 」 「固まりって。せめてアクセサリーって言ってよ。君らしいと言えば、君らしい けど」
この言ノ葉には、魔力を封じる力がこめられているが、残念ながらこれで封じこ まれる程、弱い魔力ではない。
「私は結構楽しいの。長い人生、こんな事もあるよ。さぁ、もうすぐ彼が来るか ら準備しなきゃいけないんだけど、マリリンはどうする?」
マリリン、と名付けられた外見と名がマッチしない精霊は、深く、深ーくため息 をついた。 実に人間らしい行動である。 マスターが規格外なら、従うものも規格外なのだろうか。
「何かありましたらお呼びくださいませ」 「分かってるよー」
ひらひらと手を振ると、歴史に名を残す大魔法使いは、お気に入りの風呂場へと 足を向けた。
◆◇◆◇
主人公の性別も不明です。
追記
とある海賊にお世話になっている稀代の大魔法使いの設定です。
マリリンは魔法使いの僕。闇の精霊という設定です。
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ホシノヤドリギ
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自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。
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