気のむくままに、更新中…
いわゆるネタ。
本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;)
PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。
*関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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「本当にお前に私が倒せると思っているのか?」
「愚問だな」
魔女の問いかけに、獅子はその特殊な武器を構えて答えた。
「哀れな…。記憶を元の世界に置いてきたか。
私の中には、お前を愛し愛された護るべき者たちも居るのにな」
調和の女神も酷いことをする、と魔女は笑う。
「お前を殺すこの力。
かつての愛しい者の力によって、死ぬがいい」
「…お前を倒し、その力を救うまでだ」
獅子は――魔女の騎士は、そう告げるとガンブレードを時の魔女へと向けた。
魔女たちを救うために。
永い苦しみから彼女『たち』を解き放つために。
◇◆◇
雲さんと魔女さんの口調が交じる…。
魔女の力が代々受け継がれるってことは、イデアやリノアから受け継がれた力って事ですよね?
流石に記憶までは受け継いでないと思いますが。
「愚問だな」
魔女の問いかけに、獅子はその特殊な武器を構えて答えた。
「哀れな…。記憶を元の世界に置いてきたか。
私の中には、お前を愛し愛された護るべき者たちも居るのにな」
調和の女神も酷いことをする、と魔女は笑う。
「お前を殺すこの力。
かつての愛しい者の力によって、死ぬがいい」
「…お前を倒し、その力を救うまでだ」
獅子は――魔女の騎士は、そう告げるとガンブレードを時の魔女へと向けた。
魔女たちを救うために。
永い苦しみから彼女『たち』を解き放つために。
◇◆◇
雲さんと魔女さんの口調が交じる…。
魔女の力が代々受け継がれるってことは、イデアやリノアから受け継がれた力って事ですよね?
流石に記憶までは受け継いでないと思いますが。
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何故こんな事になったのか。
きっかけは些細な事だった。
いつものように焚き火を囲み、いつものように食事をして。
後は、いつものように見廻り組と就寝組と分かれる…はずだった。
偶々、ジタンが物語りを語りだし、歌を歌った。
それに合わせて手拍子が起こり、意外に芸達者なバッツが踊り始めた。
珍しく、スコールやクラウドまで退席する事無く、その光景を眺めている。
決戦が近いからか。
強さを増すイミテーションたち。
明日には誰かが死ぬかもしれない。
それは自分かもしれないし、他の仲間かもしれない。
覚悟はしていたけれど…。
…死んだら、自分の世界に戻れるのだろうか。
ふと、ティーダは思った。
この世界に召還されて、日に日にぼやけていく記憶。
段々と白い靄に覆われていく大切な…何か。
自分の命を棄てて護ろうとした…何か。
薄くなっていく事に気が付く度に、自分はこの闘いに勝って戻るしかないと、己を奮い起たせていた。
それが…父親との死闘の先にある未来、でも。
「ティーダ!お前も何か歌えよ」
「うへ?うぇぇぇぇ!?」
フリオニールの呼び声に、沈みかけた思考が戻される。
「ちょ、何でそんな展開なんスかぁ~!無理っス!無理っスよぅ~~~」
飛び上がり、首を何度も横にふるが。
「いいじゃないか。どうせタダだし」
「そーゆー問題じゃないっス!歌なんて…」
「僕も聴いてみたいな」
セシルに小鳥のように首を傾げられながら頼まれ、ティナとオニオンナイトからは、期待される眼差しで見られ。
「……ぅっス」
反論を封じられて、ティーダは頷くしかなかった。
「言っとくけど、俺あんま歌は得意じゃないっスからね!寧ろ音痴だから!!」
そう大声で叫ぶと、目の前のウォーリア・オブ・ライトが優しく微笑んだ。
目を瞑り、深い呼吸を一度。
沸き上がってくる、歌は。
「―――、――― ――――――」
祈り子たちの、歌。
悲しくて。
切なくて。
…暖かい。
―あぁ、この旋律だ。
懐かしい。
何故これが「祈り子たち」の歌なのか。
何故この歌を知っているのか。
分からないけれど。
瞼に浮かぶのは、石で出来た荘厳な建物。
そして、美しい夕焼けと、またたく光の中で踊る、「彼女」。
懐かしくて。
いとおしくて。
―ごめんな。一緒に居てやれなくて。
込み上げてくる想いで、涙が出そうだった。
―そうだ。還らなきゃ。彼女のところへ。
◇◆◇
いやたんに…ティーダに歌わせたかっただけっス(^^;)(;^^)
きっかけは些細な事だった。
いつものように焚き火を囲み、いつものように食事をして。
後は、いつものように見廻り組と就寝組と分かれる…はずだった。
偶々、ジタンが物語りを語りだし、歌を歌った。
それに合わせて手拍子が起こり、意外に芸達者なバッツが踊り始めた。
珍しく、スコールやクラウドまで退席する事無く、その光景を眺めている。
決戦が近いからか。
強さを増すイミテーションたち。
明日には誰かが死ぬかもしれない。
それは自分かもしれないし、他の仲間かもしれない。
覚悟はしていたけれど…。
…死んだら、自分の世界に戻れるのだろうか。
ふと、ティーダは思った。
この世界に召還されて、日に日にぼやけていく記憶。
段々と白い靄に覆われていく大切な…何か。
自分の命を棄てて護ろうとした…何か。
薄くなっていく事に気が付く度に、自分はこの闘いに勝って戻るしかないと、己を奮い起たせていた。
それが…父親との死闘の先にある未来、でも。
「ティーダ!お前も何か歌えよ」
「うへ?うぇぇぇぇ!?」
フリオニールの呼び声に、沈みかけた思考が戻される。
「ちょ、何でそんな展開なんスかぁ~!無理っス!無理っスよぅ~~~」
飛び上がり、首を何度も横にふるが。
「いいじゃないか。どうせタダだし」
「そーゆー問題じゃないっス!歌なんて…」
「僕も聴いてみたいな」
セシルに小鳥のように首を傾げられながら頼まれ、ティナとオニオンナイトからは、期待される眼差しで見られ。
「……ぅっス」
反論を封じられて、ティーダは頷くしかなかった。
「言っとくけど、俺あんま歌は得意じゃないっスからね!寧ろ音痴だから!!」
そう大声で叫ぶと、目の前のウォーリア・オブ・ライトが優しく微笑んだ。
目を瞑り、深い呼吸を一度。
沸き上がってくる、歌は。
「―――、――― ――――――」
祈り子たちの、歌。
悲しくて。
切なくて。
…暖かい。
―あぁ、この旋律だ。
懐かしい。
何故これが「祈り子たち」の歌なのか。
何故この歌を知っているのか。
分からないけれど。
瞼に浮かぶのは、石で出来た荘厳な建物。
そして、美しい夕焼けと、またたく光の中で踊る、「彼女」。
懐かしくて。
いとおしくて。
―ごめんな。一緒に居てやれなくて。
込み上げてくる想いで、涙が出そうだった。
―そうだ。還らなきゃ。彼女のところへ。
◇◆◇
いやたんに…ティーダに歌わせたかっただけっス(^^;)(;^^)
それは相討ちだった。
曲線を描く長刀と、直線を描く大剣が、互いの体を貫いていた。
英雄と兵士は力無く大地に伏した。
兵士は動かず。
英雄は、体の奥底からくる嘔吐感に耐えられず、それでも相手を見ようと、アオイ瞳を向けた。
兵士の体が、ゆっくりと光に溶け込んで行く。
「?」
だがその輝きは、突如天から降り注いできた花におおわれる。
その花は雨のように相手と、そして己へと降り注ぐ。
―還ろう。
頭に響く、優しい女性の声。
暖かな。
―一緒に戻ろう。私たちの世界へ。
「……」
答えようにも、口から溢れるのは、聞き苦しい息の音と、赤い塊だけ。
二人の体を、彩りの花がおおった。
「外からの力、だと」
輪廻に囚われた者が呟いた。
「繰り返すたびに、神竜の力が弱まっている、という事か…。……まぁいい。
間もなく勝敗は決する」
◇◆◇
兵士はザックスでも良かったかも…
曲線を描く長刀と、直線を描く大剣が、互いの体を貫いていた。
英雄と兵士は力無く大地に伏した。
兵士は動かず。
英雄は、体の奥底からくる嘔吐感に耐えられず、それでも相手を見ようと、アオイ瞳を向けた。
兵士の体が、ゆっくりと光に溶け込んで行く。
「?」
だがその輝きは、突如天から降り注いできた花におおわれる。
その花は雨のように相手と、そして己へと降り注ぐ。
―還ろう。
頭に響く、優しい女性の声。
暖かな。
―一緒に戻ろう。私たちの世界へ。
「……」
答えようにも、口から溢れるのは、聞き苦しい息の音と、赤い塊だけ。
二人の体を、彩りの花がおおった。
「外からの力、だと」
輪廻に囚われた者が呟いた。
「繰り返すたびに、神竜の力が弱まっている、という事か…。……まぁいい。
間もなく勝敗は決する」
◇◆◇
兵士はザックスでも良かったかも…
あの憎たらしい親父と、とりあず戦って。
ようやく、俺はクリスタルを手に入れた。
半球で、その回りにワッカみたいなのがくっついてる。
クリスタルは、みんな違っていた。
形だけみても、細かったり、トゲトゲしてたり、まん丸だったり、とバラエティー豊かだ。
大体は手のひらサイズなんだけど、俺のは大きい方なんだろうな。
両手で丁度いい大きさだった。
各々違うって事は、もと居た世界と何か関係があるのだろうか。
「クリスタル、って言うから、もっと小さくて尖ったのをイメージしてたっス」
ライトさんのみたいな。
俺は、自分のクリスタルを空に向けてみた。
こうすると、クリスタルの中に光が入って、クリスタル内に星みたいのが見えるんだ。
「―ん?」
その星が、ほんの一瞬だけ人に見えた。
◇◆◇
スコールのクリスタルは折れそうですよね…
ようやく、俺はクリスタルを手に入れた。
半球で、その回りにワッカみたいなのがくっついてる。
クリスタルは、みんな違っていた。
形だけみても、細かったり、トゲトゲしてたり、まん丸だったり、とバラエティー豊かだ。
大体は手のひらサイズなんだけど、俺のは大きい方なんだろうな。
両手で丁度いい大きさだった。
各々違うって事は、もと居た世界と何か関係があるのだろうか。
「クリスタル、って言うから、もっと小さくて尖ったのをイメージしてたっス」
ライトさんのみたいな。
俺は、自分のクリスタルを空に向けてみた。
こうすると、クリスタルの中に光が入って、クリスタル内に星みたいのが見えるんだ。
「―ん?」
その星が、ほんの一瞬だけ人に見えた。
◇◆◇
スコールのクリスタルは折れそうですよね…
何故、こんなことをしているのだろうと。
金髪の兵士は思った。
ただのイミテーション如き。レベルは高いが、苦戦する相手ではない。
イミテーションの、英雄。
何故彼が『英雄』なのか。
何故自分と『彼』が対峙しているのか。
兵士には解らない。
思い出せない。
ただ、『次』こそは『彼女』を護らねばならない、と思ったのだ。
ただ、英雄の姿を模したソレが、彼女-ティナを襲う姿を見て。
長い刀が、そのか細い体に突き刺さりそうになって。
その刀を避ける為に体を捻るティナ。僅かに布を切り裂いた…だけ。
ただそれだけ。
だが。
「---!!」
走り抜けた恐怖。
喪ってはならない。
『彼女』は希望なのだから。
護れ。
今 度 こ そ 彼 女 を 護 れ
頭の中がスパークした。
「-----ス」
スラムの教会の花畑。
あそこは今も花々で埋まっているのだろうか。
あ
A
リ
す
顔も名前も思い出せないのに。
何故か。
湖の底へと沈んで行く姿。
ただそれだけが鮮明に。
◇◆◇
絶対にクラウドはティナにエアリスを重ねてると思う…。
金髪の兵士は思った。
ただのイミテーション如き。レベルは高いが、苦戦する相手ではない。
イミテーションの、英雄。
何故彼が『英雄』なのか。
何故自分と『彼』が対峙しているのか。
兵士には解らない。
思い出せない。
ただ、『次』こそは『彼女』を護らねばならない、と思ったのだ。
ただ、英雄の姿を模したソレが、彼女-ティナを襲う姿を見て。
長い刀が、そのか細い体に突き刺さりそうになって。
その刀を避ける為に体を捻るティナ。僅かに布を切り裂いた…だけ。
ただそれだけ。
だが。
「---!!」
走り抜けた恐怖。
喪ってはならない。
『彼女』は希望なのだから。
護れ。
今 度 こ そ 彼 女 を 護 れ
頭の中がスパークした。
「-----ス」
スラムの教会の花畑。
あそこは今も花々で埋まっているのだろうか。
あ
A
す
顔も名前も思い出せないのに。
何故か。
湖の底へと沈んで行く姿。
ただそれだけが鮮明に。
◇◆◇
絶対にクラウドはティナにエアリスを重ねてると思う…。
3「父親かぁ~」
オニオンナイトは日頃のティーダの父親に対する気持ちをみて、不思議に思っていたことがあった。
3「ねえ、スコール」
8「何だ」
3「スコールって父親の記憶ある?」
父親とは、そんなにも嫌われるものなのかと。
8「父親だと(ちょっと嫌そうな顔)」
3「うん。僕は全く記憶が無いんだけどさ。ティーダってすっごくジェクトのこと嫌がるでしょ?
スコールも同い年だから、ティーダの気持ち分かるかなって」
8「…前の世界の記憶はあまりないから分からないが…」
3「あ、そっか」
8「だが、『父親』と聞くと、全力で叩き潰したくなるな」
3「ふ~ん、そんなもんかなぁ」
◇◆◇
ほら、二人とも反抗期だから(笑)
頑張れラグナ。
「へぇ~、これがバハムートの召喚石っスか」
ティーダは真っ赤に輝く小さな石を陽の光に向ける。
光を受けた石は、奥でキラキラと瞬いていた。
「スゲェ~キラッキラッしてるっス」
「気に入ったようだな、装備してみるか?」
「マジっスかライトさん!」
「構わない」
「ありがとうこざいますっス」
ぴょんぴょんと跳び跳ねる青年の姿は子供のようで。
リーダーであるウォーリア・オブ・ライトは小さく笑った。
「使い方は分かるな?」
「バッチリッス!
宜しくな、バハムート!!」
―また、逢えたね―
「…え?」 彼の側に少年の姿があったが、一瞬の後に消えた。
◇◆◇ 大分おひさしぶりでございます…。 最近DFFネタが浮かんだので、思わず書いちゃいました☆
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ホシノヤドリギ
性別:
女性
自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。
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