気のむくままに、更新中…
いわゆるネタ。
本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;)
PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。
*関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
×
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各主人公たちの戦闘能力についての考察。
ただし、あくまで私個人のもので、実際のゲーム内での能力は関係ないです。
こう、雑記を書いてるうちに気になり始めまして。
全員拮抗してるとは思えないし…。
んで。
グループ分けしてみた。
○純粋な人間
のばら、たまねぎ、バッツ、スコール、ティーダ、は入れて良いのかな。
○割りと人間
セシル(異星人?)、クラウド(改造人間?)、ジタン(人造人間?)
○ハーフ
ティナ
○よくわからん
ウォル
でもね、絶対本家は最強だと思うんです。シリーズの始まりなんで。
つわけで、ウォルが一番。
で、消去法なんですが、ある程度年齢や経験もあるので、たま、ジタン、ティーダは下の方。
と言うか、ティーダは元々アスリートなので、明らかに経験値は低いと思います。戦略も試合と戦闘じゃ違うし。
ウォル>>>>>>>ジタン>たま>ティーダ
のばら、バッツ、スコールはあんまり違わないと思いますが、バッツはクリスタルの力のものまねが強み。
のばらとスコールは自分だけの力。
ウォル>>>>バッツ>のばら=スコール>ジタン>たま>ティーダ
ティナは…幻獣の力があるとは言え、不安定。
クラウドも、魔晄の影響があるとは言え、本来は一般兵。
だから実力的には近いかと。
自分で書いててなんですが、強引過ぎますね(苦笑)
ウォル>>ティナ=クラウド>バッツ>のばら=スコール>ジタン>たま>ティーダ
月の民で2つの力を使い、かつ、軍人のセシル…はどうなるんでしょうか…(聞くな)
ウォル>セシル=ティナ=クラウド>バッツ>のばら=スコール>ジタン>たま>ティーダ
…う~ん(・・;)
違和感…。
のばらってもっと上かな~。
スコールはSeeDだし。一般人じゃないはず。
つか、ジタン低いよね…。
クラウドは精神状態でかなり移動しそう。
…
……
………まあ、ケースバイケースなご都合主義ってことで!
まとまらないまま、終わります!
ただし、あくまで私個人のもので、実際のゲーム内での能力は関係ないです。
こう、雑記を書いてるうちに気になり始めまして。
全員拮抗してるとは思えないし…。
んで。
グループ分けしてみた。
○純粋な人間
のばら、たまねぎ、バッツ、スコール、ティーダ、は入れて良いのかな。
○割りと人間
セシル(異星人?)、クラウド(改造人間?)、ジタン(人造人間?)
○ハーフ
ティナ
○よくわからん
ウォル
でもね、絶対本家は最強だと思うんです。シリーズの始まりなんで。
つわけで、ウォルが一番。
で、消去法なんですが、ある程度年齢や経験もあるので、たま、ジタン、ティーダは下の方。
と言うか、ティーダは元々アスリートなので、明らかに経験値は低いと思います。戦略も試合と戦闘じゃ違うし。
ウォル>>>>>>>ジタン>たま>ティーダ
のばら、バッツ、スコールはあんまり違わないと思いますが、バッツはクリスタルの力のものまねが強み。
のばらとスコールは自分だけの力。
ウォル>>>>バッツ>のばら=スコール>ジタン>たま>ティーダ
ティナは…幻獣の力があるとは言え、不安定。
クラウドも、魔晄の影響があるとは言え、本来は一般兵。
だから実力的には近いかと。
自分で書いててなんですが、強引過ぎますね(苦笑)
ウォル>>ティナ=クラウド>バッツ>のばら=スコール>ジタン>たま>ティーダ
月の民で2つの力を使い、かつ、軍人のセシル…はどうなるんでしょうか…(聞くな)
ウォル>セシル=ティナ=クラウド>バッツ>のばら=スコール>ジタン>たま>ティーダ
…う~ん(・・;)
違和感…。
のばらってもっと上かな~。
スコールはSeeDだし。一般人じゃないはず。
つか、ジタン低いよね…。
クラウドは精神状態でかなり移動しそう。
…
……
………まあ、ケースバイケースなご都合主義ってことで!
まとまらないまま、終わります!
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食事を作っている時、よくWOLは側に来る。最初は不思議だったが、どうやら食事を作る手を見ているようだった。
じっと見ていて何も話して来ない、けれどずっとそこに居た。
いつもなら。
「錬金術師、というらしいな」
突然話しかけられても、あまり驚く事は無くなった。最初の頃は彼の声を聞くだけで緊張して、セシルに笑われたものだ。
フリオニールは、献立を作る手は休める事無く、その言葉に反応する。
「錬金術師?」
「物質から別の物質を作り出す事を、そう呼ぶのだろう?…クラウドがそう言っていた。『料理の美味いメンバーは錬金術師のようだ』と」
「そんな大げさな」
「今、こうして話ながら手を動かしているのも、私には尊敬に値する」
たわいの無い会話。それをこなしながら、包丁でリズミカルに野菜を刻んでいく。
刻まれた野菜はボウルに入れられ、本日のもう一人の料理担当であるスコールの手によって、彩り良く飾り付けられていく。
「WOLだって、みんなに稽古をつけながら話をするだろ?それと同じ事だよ」
稽古をつける、いや、敵と戦う彼は一分の隙もない。フリオニールにしてみれば、そのマントの捌き方から相手をなぎ払う姿まで、全てにおいて手本である。
そんな彼が、一体何故料理に臆するのか。
「…ようは慣れ、かな?WOLもやっていけばすぐに出来るようになるさ!!」
「そう、か」
フリオニールが口元を上げて笑えば、WOLが目を少しだけ細めて口を綻ばせた。
それは、初めて見た微笑みで。
いつもの、ただ口元をつり上げるだけの笑いとは違う。
(え…?)
思わず、青年はその笑顔を凝視してしまう。
「?どうした?手が止まっているが…終わったのか?」
「あ、いや…。…今度から、俺で良かったら、だけど、その…教えるよ?」
-言った瞬間、「しまった」と思う。
「教える」だなんて、なんて傲慢な。
紛れもない、勇者である彼の人に。
傍目からみても、フリオニールの頭が混乱しているのが分かる。しかし、スコールは黙々と野菜を皿に分けていた。
今日のはちょっと苦手なものがあるから、自分の分はジタンに押しつけてやろうなどと考えていることは、当然誰も知らない。
「あ、いや、すまない、」
「そうか、よろしく頼む」
「そうだろ?俺なんかより……えぇ??」
「君の担当はいつだったか?確認して交代してもらおう」
「ちょ、WO…」
フリオニールの声など聞こえていないらしい。綺麗にターンをすると、そのまま皆の所へ行ってしまった。…心無しか足が跳ねてるような。
「あれは…フラグがたったかもな」
「え?ナニソレ!?」
「…気のせいか」
「一人で納得しないで!説明して!!」
◇◆◇
え、まさかのWOLフリWOLフラグ??
私は大好きです(笑)
じっと見ていて何も話して来ない、けれどずっとそこに居た。
いつもなら。
「錬金術師、というらしいな」
突然話しかけられても、あまり驚く事は無くなった。最初の頃は彼の声を聞くだけで緊張して、セシルに笑われたものだ。
フリオニールは、献立を作る手は休める事無く、その言葉に反応する。
「錬金術師?」
「物質から別の物質を作り出す事を、そう呼ぶのだろう?…クラウドがそう言っていた。『料理の美味いメンバーは錬金術師のようだ』と」
「そんな大げさな」
「今、こうして話ながら手を動かしているのも、私には尊敬に値する」
たわいの無い会話。それをこなしながら、包丁でリズミカルに野菜を刻んでいく。
刻まれた野菜はボウルに入れられ、本日のもう一人の料理担当であるスコールの手によって、彩り良く飾り付けられていく。
「WOLだって、みんなに稽古をつけながら話をするだろ?それと同じ事だよ」
稽古をつける、いや、敵と戦う彼は一分の隙もない。フリオニールにしてみれば、そのマントの捌き方から相手をなぎ払う姿まで、全てにおいて手本である。
そんな彼が、一体何故料理に臆するのか。
「…ようは慣れ、かな?WOLもやっていけばすぐに出来るようになるさ!!」
「そう、か」
フリオニールが口元を上げて笑えば、WOLが目を少しだけ細めて口を綻ばせた。
それは、初めて見た微笑みで。
いつもの、ただ口元をつり上げるだけの笑いとは違う。
(え…?)
思わず、青年はその笑顔を凝視してしまう。
「?どうした?手が止まっているが…終わったのか?」
「あ、いや…。…今度から、俺で良かったら、だけど、その…教えるよ?」
-言った瞬間、「しまった」と思う。
「教える」だなんて、なんて傲慢な。
紛れもない、勇者である彼の人に。
傍目からみても、フリオニールの頭が混乱しているのが分かる。しかし、スコールは黙々と野菜を皿に分けていた。
今日のはちょっと苦手なものがあるから、自分の分はジタンに押しつけてやろうなどと考えていることは、当然誰も知らない。
「あ、いや、すまない、」
「そうか、よろしく頼む」
「そうだろ?俺なんかより……えぇ??」
「君の担当はいつだったか?確認して交代してもらおう」
「ちょ、WO…」
フリオニールの声など聞こえていないらしい。綺麗にターンをすると、そのまま皆の所へ行ってしまった。…心無しか足が跳ねてるような。
「あれは…フラグがたったかもな」
「え?ナニソレ!?」
「…気のせいか」
「一人で納得しないで!説明して!!」
◇◆◇
え、まさかのWOLフリWOLフラグ??
私は大好きです(笑)
「あなたは誰?」
敵ではないと、ティナは感じた。
見廻りから、オニオンナイトと共に戻り、彼より一足先に交代要員のティーダの元へ向かったのだが。
横になっている青年の傍に、幼子の影を見た。
幼子、と行っても、常に傍にいる少年と年齢は違わないのかもしれない。
尤も、目の前の子供はフードを目深に被っているので、正確なことは分からないが。
…僕が見えるの?
反応は直接、頭の中に響いた。
「…うん」
嫌な気配ではなかった。この気配を、多分自分は知っている。
自分たちを護り、包み込んでくれるような…。
…そうなんだ。君は、魔力が強いんだね。
幼子は、ティナを見つめる。
フード越しに感じる強い視線。だが、それは暖かいものだった。
…ごめんなさい。もう、時間なんだね。
「あ、まっ…」
ティナが呼び掛けるよりはやく。
その子供は光に包まれて消えた。
「光?いえ…炎かしら?」
消える一瞬、それは炎に姿を変えたように彼女には見えた。
「…う…ん…」
金髪がゆっくりと身動ぎを始める。
キョロキョロと辺りを見回すと、彼女の姿を見付けて、慌て飛び起きる。
「あ、ごめんティナ!オレ、遅刻した!?」
「ううん。違うの。少し早く着いただけよ。まだオニオンくんは来てないし。
それに…」
「?」
「あまりに気持ち良さそうだったから、お越し忘れちゃったの」
珍しく茶目っ気を出す相手に、彼はワシワシと頭をかきむしった。
慣れとは恐ろしいもので、最初はかなり彼の行動に戸惑ったが、今では突然の大きな反応に微笑むことが出来る。
「うわっ~!女の子の前で寝坊なんて、オレ、恥ずかしいっス!直ぐに準備するから!!」
「うん、お願いします」
その慌てふためきっぷりに、クスリと口許を綻ばせ、ティナは立ち上がろうとして…またティーダを見る。
「あの…」
「うん?」
「……ううん。何でもないの。何でもないんだけど、何か良い夢でもみたのかな~って」
だって凄く穏やかな顔をしてたから、と告げると、途端に青年は顔を赤くした。
「そんなだらしない顔してたっスか?
…あんまり覚えて無いんだけど、見てたと思うっス!」
「良かった…」
軽くガッツポーズをするティーダを見て、少女は先ほどの幼子を想った。
―あの子、ちょっとティーダに似てた、かな。
◇◆◇
あの子の素顔が、本編で描かれなかったのが残念です(笑)
敵ではないと、ティナは感じた。
見廻りから、オニオンナイトと共に戻り、彼より一足先に交代要員のティーダの元へ向かったのだが。
横になっている青年の傍に、幼子の影を見た。
幼子、と行っても、常に傍にいる少年と年齢は違わないのかもしれない。
尤も、目の前の子供はフードを目深に被っているので、正確なことは分からないが。
…僕が見えるの?
反応は直接、頭の中に響いた。
「…うん」
嫌な気配ではなかった。この気配を、多分自分は知っている。
自分たちを護り、包み込んでくれるような…。
…そうなんだ。君は、魔力が強いんだね。
幼子は、ティナを見つめる。
フード越しに感じる強い視線。だが、それは暖かいものだった。
…ごめんなさい。もう、時間なんだね。
「あ、まっ…」
ティナが呼び掛けるよりはやく。
その子供は光に包まれて消えた。
「光?いえ…炎かしら?」
消える一瞬、それは炎に姿を変えたように彼女には見えた。
「…う…ん…」
金髪がゆっくりと身動ぎを始める。
キョロキョロと辺りを見回すと、彼女の姿を見付けて、慌て飛び起きる。
「あ、ごめんティナ!オレ、遅刻した!?」
「ううん。違うの。少し早く着いただけよ。まだオニオンくんは来てないし。
それに…」
「?」
「あまりに気持ち良さそうだったから、お越し忘れちゃったの」
珍しく茶目っ気を出す相手に、彼はワシワシと頭をかきむしった。
慣れとは恐ろしいもので、最初はかなり彼の行動に戸惑ったが、今では突然の大きな反応に微笑むことが出来る。
「うわっ~!女の子の前で寝坊なんて、オレ、恥ずかしいっス!直ぐに準備するから!!」
「うん、お願いします」
その慌てふためきっぷりに、クスリと口許を綻ばせ、ティナは立ち上がろうとして…またティーダを見る。
「あの…」
「うん?」
「……ううん。何でもないの。何でもないんだけど、何か良い夢でもみたのかな~って」
だって凄く穏やかな顔をしてたから、と告げると、途端に青年は顔を赤くした。
「そんなだらしない顔してたっスか?
…あんまり覚えて無いんだけど、見てたと思うっス!」
「良かった…」
軽くガッツポーズをするティーダを見て、少女は先ほどの幼子を想った。
―あの子、ちょっとティーダに似てた、かな。
◇◆◇
あの子の素顔が、本編で描かれなかったのが残念です(笑)
腰まで届く銀の糸。
総てを拒絶する長い刀。
星のエネルギーに似た色の瞳。
宿敵と対したクラウドは、重心を下げ大剣を構えた。
だが。
彼は、その場から動こうとしなかった。
ただ、じっと敵を見続ける。
クラウドもまた、静かにその視線を返した。
「クラウド、」
喉を震えさせたのは、セフィロスだった。
「何故私たちは闘っている?」
「なんだと?」
その言葉に、クラウドの神経は一気に高ぶる。
が。
「俺たちは別々に召喚された。…その前は、なんだった?」
愛刀を眺めながらの口ぶりは、どこか迷子にも見える。
「私は新羅のソルジャーだった。何があった。
俺はいつから『こう』なった。
私は何だ。
…頭浮かぶ『母さん』は何だ。
クラウド、俺を知っているか?」
◇◆◇
前の輪廻で自殺したってことは、何か情緒不安定だったのかな、と。
総てを拒絶する長い刀。
星のエネルギーに似た色の瞳。
宿敵と対したクラウドは、重心を下げ大剣を構えた。
だが。
彼は、その場から動こうとしなかった。
ただ、じっと敵を見続ける。
クラウドもまた、静かにその視線を返した。
「クラウド、」
喉を震えさせたのは、セフィロスだった。
「何故私たちは闘っている?」
「なんだと?」
その言葉に、クラウドの神経は一気に高ぶる。
が。
「俺たちは別々に召喚された。…その前は、なんだった?」
愛刀を眺めながらの口ぶりは、どこか迷子にも見える。
「私は新羅のソルジャーだった。何があった。
俺はいつから『こう』なった。
私は何だ。
…頭浮かぶ『母さん』は何だ。
クラウド、俺を知っているか?」
◇◆◇
前の輪廻で自殺したってことは、何か情緒不安定だったのかな、と。
時々、無性に涙が出てくることがある。
それは間違いなく寝起きだった。
何か嫌な夢でも見たのかもしれない。だが、それがどんな夢だか分からない。
そんな時はこうして、テントを出て独りになる。
勿論、見回り組にバレないように、こっそりと。
―ストレス、ってやつっスかね。
このところ、連戦続きで、精神的に参っているのかもしれない。
カオスとの闘いはもう目前で。
それは即ち父親との決着を意味する。
―親父と闘って、勝って…それから…
そこで一度思考を止めた。
ぞわぞわと首筋が毛羽立つ。
それから…。
き、え、る?
―何で?何でそんな事を思う?
自分は今、ここに居るのに!!
君は…、だから…。
ゆ…、だから…。
「うるさい!うるさいっスよ!!」
―俺は、何だ?
この頭に響く声は何?これは何のイメージだ?
暗い神殿。廃墟。眠らない街。泉。ブリッツ会場。ゆらゆらと舞う、何か。父親。赤い着物。罪。フードの少年。杖を持った少女。
イメージが次から次へとわき出て、それを理解する前に消えていく。
―おれはなんなんだ?
「!!」
そして、自分が、薄くなっていく。
手の指が、髪が、服が、足が。体全体が発光し、掌の向こうにある大地が見える。
髪が、月の光と重なっている。
―きえる?
もし、キミがどこかで生きているとしたら。
「―え?」
消えそうになる自分を救ったのは、小さな声。
溶けていた体が、ゆっくりと境界線を作る。
キミには笑っていて欲しいから。
「あ、」
しっかりとした声。
優しくて。大好きで。
だから護りたかった。
キミは今、どこにいますか。
「ここに、ここにいるっスよ」
必ず、また会えると信じています。
「うん、俺も信じてるよ…」
ティーダはその場に寝転ぶと、煌々と輝く月に手を伸ばした。
涙も恐怖も、もう無い。
* * *
ユウナは祈っていた。
月明かりの下、彼との思い出の大地で。
―もし、キミがどこかで生きているとしたら。
どこかで、泣いて、苦しんで、哀しんで、それでも明るく笑っているとしたら。
その笑顔がけして無くならないように。
キミには笑っていて欲しいから。
この祈りが、必ず彼の助けになると信じて。
ユウナは祈っていた。
―キミは今、どこにいますか。
必ず、また会えると信じています。
◇◆◇
ちょっと「世界が繋がっている」的な話を書いてみたかったんです。
それは間違いなく寝起きだった。
何か嫌な夢でも見たのかもしれない。だが、それがどんな夢だか分からない。
そんな時はこうして、テントを出て独りになる。
勿論、見回り組にバレないように、こっそりと。
―ストレス、ってやつっスかね。
このところ、連戦続きで、精神的に参っているのかもしれない。
カオスとの闘いはもう目前で。
それは即ち父親との決着を意味する。
―親父と闘って、勝って…それから…
そこで一度思考を止めた。
ぞわぞわと首筋が毛羽立つ。
それから…。
き、え、る?
―何で?何でそんな事を思う?
自分は今、ここに居るのに!!
君は…、だから…。
ゆ…、だから…。
「うるさい!うるさいっスよ!!」
―俺は、何だ?
この頭に響く声は何?これは何のイメージだ?
暗い神殿。廃墟。眠らない街。泉。ブリッツ会場。ゆらゆらと舞う、何か。父親。赤い着物。罪。フードの少年。杖を持った少女。
イメージが次から次へとわき出て、それを理解する前に消えていく。
―おれはなんなんだ?
「!!」
そして、自分が、薄くなっていく。
手の指が、髪が、服が、足が。体全体が発光し、掌の向こうにある大地が見える。
髪が、月の光と重なっている。
―きえる?
もし、キミがどこかで生きているとしたら。
「―え?」
消えそうになる自分を救ったのは、小さな声。
溶けていた体が、ゆっくりと境界線を作る。
キミには笑っていて欲しいから。
「あ、」
しっかりとした声。
優しくて。大好きで。
だから護りたかった。
キミは今、どこにいますか。
「ここに、ここにいるっスよ」
必ず、また会えると信じています。
「うん、俺も信じてるよ…」
ティーダはその場に寝転ぶと、煌々と輝く月に手を伸ばした。
涙も恐怖も、もう無い。
* * *
ユウナは祈っていた。
月明かりの下、彼との思い出の大地で。
―もし、キミがどこかで生きているとしたら。
どこかで、泣いて、苦しんで、哀しんで、それでも明るく笑っているとしたら。
その笑顔がけして無くならないように。
キミには笑っていて欲しいから。
この祈りが、必ず彼の助けになると信じて。
ユウナは祈っていた。
―キミは今、どこにいますか。
必ず、また会えると信じています。
◇◆◇
ちょっと「世界が繋がっている」的な話を書いてみたかったんです。
急に、胸がざわめく時がある。
「こんの、馬鹿親父!!」
「俺の親父はさ…」
ティーダやバッツが父親について語る時。
ティーダは闘いの後に、バッツは朧気な記憶を頼りに、たまに話をする。
ざわざわ。
それぞれ違いはあるものの、父親の話をしている時は誇らしげだ。あのティーダでさえ、ムカつくと言いながら。
スコールには父親の記憶はない。恐らく、元の世界では孤児か何かだったのだろう。
だが、二人の話を聞いていると、妙な気持ちになる。
自分には親など居ないと分かっているのに。
居ない?
ざわざわ。
胸の中を風が吹き抜けていく。
(あんな閃きと直感で動く、頭にサボテンダーが沸いてる男が父親なんて!
絶対に嫌だ!)
「な、に?」
◇◆◇
なんかスコールネタ多いな!
10とは違う意味で不器用な8親子が好きです。
「こんの、馬鹿親父!!」
「俺の親父はさ…」
ティーダやバッツが父親について語る時。
ティーダは闘いの後に、バッツは朧気な記憶を頼りに、たまに話をする。
ざわざわ。
それぞれ違いはあるものの、父親の話をしている時は誇らしげだ。あのティーダでさえ、ムカつくと言いながら。
スコールには父親の記憶はない。恐らく、元の世界では孤児か何かだったのだろう。
だが、二人の話を聞いていると、妙な気持ちになる。
自分には親など居ないと分かっているのに。
居ない?
ざわざわ。
胸の中を風が吹き抜けていく。
(あんな閃きと直感で動く、頭にサボテンダーが沸いてる男が父親なんて!
絶対に嫌だ!)
「な、に?」
◇◆◇
なんかスコールネタ多いな!
10とは違う意味で不器用な8親子が好きです。
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