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気のむくままに、更新中… いわゆるネタ。 本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;) PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。 *関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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「アンタの仲間は、料理が上手いのが多いのか?」
「何?」
「…何でもない」

出されたシチューを口にして、珍しく発言してしまったのは…。
多分、それだけ美味しい、と言うことなんだろう。

スコールは掬うと一口含む。

(…そう言えば、)
以前、こんな事があった気がする。
誰かが作ったのを、こうして食べたような。

ただ。

(あれは、…不味かった)
でも、それを言えずに必死に食べた、筈だ。
でも口にしたら、それはそれは彼女は喜んで…。
その笑顔が見たくて、仕方がなかった。

(……フン)
心が暖かくなったのは、シチューのおかげだけではないようだ。
スコールは懐かしく思いながら、また一口、口に運んだ。


「…バッツせんせー!スコールがニヤニヤしてますームッツリですー」
「うはは~、ちょっと気持ち悪いなー!ジタン」


◇◆◇
それぞれの彼女(笑)

スコリノはらぶいちゃがいい。

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「お、今夜はシチューか!」

「味見はした。それなりに食べられる筈だ」



フリオニールが受け取りスプーンで掻き回すと、作り手のクラウドが、他のメンバーのを無表情のまま取り分けていく。



「シチューって俺苦手なんスよね~。なかなかどろどろにならないっス…」

だから結局片栗粉を入れるんス、とティーダがぼやいた。

「あまり自信は無かったんだが…」

「いや、美味いぞこれ!」

バッツが少々歪なジャガイモを頬張りながら、そう答えた。

「そうか」

「でも、意外だな~。クラウドが料理出来るなんてさ」

「出来る、なんてレベルじゃない。アンタやフリオニールの方がちゃんと料理になっている」



元の世界で、恐らく旅をしていたのだろう。

何人かはそれなりに料理が出来るらしい。

それぞれ記憶が混濁しているので、断定は出来なかったが、料理のレパートリーや捌き方で何となく分かっていた。



(……)

己の皿に浮かぶ、不格好な肉を見て、クラウドは思う。



作り方は知っていた。だが、残念ながら包丁捌きは心もとない。



「誰かのを見ていた、のかもしれないな」

「元の世界に、料理が出来るやつがいたのか?」

「多分、な」

思わず呟いた言葉に、フリオニールが微笑む。

「だとしたら、その仲間は相当な腕前だな!」

「そうか」



その相手の言葉に、クラウドは満足げに頷いた。





◇◆◇

そーいや、ティファネタ書いてないな~と思いまして。

一応、私はザクエアでクラティファなんです~。

クラウドの、エアリスとティファへの想いは違うんです(笑)

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宿敵・ガーランドを倒し、最大の敵であったカオスを倒し…。

そこで、視界が一転する。

揺れ動く大地。
軋む空。
空間が裂ける。


「何だ?これは?!」

動ける者は仲間を背負い、何処かへと逃げる。

「ウォーリア!あれ!!」
少年が指さした先に居たのは、巨大な、影。

「竜?」

そこで世界は沈黙する。

(再び勇者は光をみる。
それを護るべきモノと信じて立ち上がる)


◇◆◇

たまにはウォルさんで。
ずっとウォルはコスモス側な気がする。

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「今日は食べやすいようにパンに色々挟んでみたっすよ!」
昼の携帯食担当だったティーダの手には、野菜や肉がパンに挟まれた丸い物が、紙に包まれている。
これなら手を汚さずに食べれそうだ。

「ハンバーガーか」
「お、さっすがスコール!良く知ってるッスね~」
「…俺の世界にもある」
手渡された包みをみて、懐かしそうにスコールは目を細めた。
「はんばーが?サンドイッチみたいなもんか?」
初めてみる食べ物に、ジタンは尻尾をユラユラさせながら眺めていた。
かなり興味をひかれたらしい。
「スコール、一人だけ納得してるのはずるいぞ~!
説明しろよ~」
さっそくバッツが無口な彼の背中に絡み付き、わいわいと騒ぎ始めた。ついでにスコールの分の食事を奪おうとしている。
「ジャンクフードと言われ、見て分かるように、パンとパンの間に肉や野菜を挟み、調味料もかかっている。
こう、汚れないように紙から出さずに食べるのが一般的だ」
クラウドが手慣れたふうに、中身を取りだし、食べる真似をした。

「ティーダの世界では良く食べるものなのかい?」
説明を受けながら受けとるセシルも、やはり不思議そうな顔をしていた。
「う~ん、家庭料理ではないっス。これを扱う専門店があって、ちょっと小腹がすいた時とか、速くご飯をすませたい時とかに食べるっスよ」
「実際は、飲み物や揚げたポテト、サラダなどと一緒に食べる事が多いが」
「さすがにそこまでは無理っス~」
クラウドの補足に、ティーダは苦笑し首をふる。
記憶とは不思議なもので、ついさっきまで忘れていたのに、話をし始めると途端に、あの濃い味や塩の利いたポテト、喉で弾ける炭酸を、バッツに絡まれながらスコールは思い出した。



◇◆◇


昨日、久々に食べまして。
ハワイ/アン/バーガー。

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「セ~シ~ルゥ~」

焚き火にあたりながら休憩をしていたセシルに、テントから這い出てきたティーダが抱きついた。
最初はティーダのあまりにフレンドリーな行動に驚いたものだが、今では当たり前になっていた。

「どうしたの?」
後ろから抱き着かれているので、相手の顔はみれない。

「何だか起きちゃったっス」
「嫌な夢でもみた?」
「ん~、分からないっス」

セシルの月の光を内包した銀髪に、ティーダは顔を押し付けた。
「何か見たような気がするんスけどね~」
「そう。疲れてるんじゃない?」
「そうっスね」
そこで会話は途切れたが、彼は一向に離れようとはしない。
「ティーダ?」
「セシルは、月の匂いがするっスね」
懐かしい匂いだ、と彼は呟いた。


◇◆◇

セシル=月=ユウナ…ってことで!

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いつのまにか、雨が、降り出していた。

フリオニールは、血に染まった大地に佇む兵士を見た。
そして、その足元で倒れる1人の戦士を見た。

「……」
「……」
「……」

クラウドはじっと見ている。
ティーダもフリオニールも何も言わずに、クラウドの側に居た。

「ザックス…」
クラウドは、彼の頬に触れる。
だが。

「……」

その手は白い頬を透りぬけ、何もない空間を掴む。

「……ザックス」
それでも、兵士はやめずに彼に触れようとする。
「ザックス、ザックス、ザックス、ザックス」
「クラウド、もうよせ」
「ザックスザックスザックスザックスザックス」
だんだんと悲鳴じみた声に、ティーダは目を見張り、フリーニールは声をかけた。

「ザックス、ごめん、ザックス…」
ザックスと呼ばれた戦士は微笑んでいるのに。
「クラウド、」
「ごめん……」
かの兵士の顔は歪んでいた。
クラウドは泣けないんだ、とティーダは思った。

この仲間の気持ちを、フリオニールもティーダも知っていた。



ふわり。
ふわり。

一枚の羽が、舞い落ちてきた。
青い空ともに。
光で溢れる。

「待ってくれ!」

ザックス、と呼ばれた青年の体が、段々と消えていく。
星に還るのだ、とティーダは思った。

羽が、視界を覆っていく。



「頼む、こいつを連れて行かないでくれ、頼-」

『お前が、俺の…、』
『俺が、お前の…、』

彼の最後の言葉は、何?
忘れてはいけない、大切な…。

『俺の、誇りや夢、全部やる。お前が、俺の、生きた証』


生 き た 証


「俺がお前の…生きた証、」

ザックスの微笑みが、深くなった。

「…そうだったな。俺が、お前の生きた証…。この剣とともに」


◇◆◇

うん、玉砕した感じがしますが…。

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その世界の欠片に足を踏み入れた時、クラウドは違和感を覚えた。

褐色の大地。
大小様々な岩が転がり、僅かな隙間に草が生えている。
空は、青い。

だが、クラウドは眉を潜めた。


「お、新しい世界っスね~」
ティーダがキョロキョロと見回すと。

「あんまり離れるなよ」

直ぐに飛び出してしまいそうな彼を、フリオニールが諌めた。
「分かってるって」
いつも穏やかな笑みを浮かべるセシルは、今日は別行動をしていた。

「ちょっと偵察行って来るっスよ~!新しい世界に何があるか分からないっスからね!」
「ティーダ、」
「も~クラウドまで何スか?」
駆け出してしまいそうな金髪を、クラウドは呼び止める。
カオス側の気配は無い
だが。
目の奥がチカチカする。

頭が、何かを、知らせて、いる?

「離れるな」
声色の変化を感じたのだろう。
ティーダは剣を構え、フリオニールは矢をつがえ、クラウドを中心に左右に散らばり、辺りの気配を探った。

頭の中で、何かが動いている、とでも言うべきなのだろうか。

グラグラ。
ガンガン。
チカチカ。

「――」
グラリ、と片膝を地面に着けた。

『動き』は段々と大きくなっていく。
悲鳴にも似ていると、クラウドは思った。

逃げたい。
行きたい。
逃げたい。
行きたい。
逃げたい。
行きたい。

額から油汗が落ちる。

「クラウド、大丈夫か?」

ダダン!

フリオニールの呼び掛けと、銃声が響いたのは同時だった。
「スコールか!?」
ティーダがその方向へ目を向ける。


金属音と、薬莢の臭い。
むせかえる…。
血の。


「違う」
「え?」

ティーダが走り出すより速く。

クラウドは、大地を蹴った。


◇◆◇

確認したい事があるので、ここで一旦区切ります。


いや、まあ、何となく想像はつくと思いますが(笑)

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(しまっ…)





皇帝のイミテーションによって放たれたメテオを避け、着地した瞬間に硝子玉の勇者の攻撃。

咄嗟に体を捻り、剣をかわしたものの、近くに墜ちた星の爆風に巻き込まれた。

大きな塊が空間を切る音。

「スコール!」



左側からの鈍い衝撃と、駆け寄るジタンの姿。

そこで、スコールの意識は途絶えた。







ジタンが降り注ぐ欠片を粉砕し、イミテーションとの距離を縮め、そのコアにタガーを射し込んだ。

耳障りな音と共に、皇帝を模したモノは霧散した。

「!!」

その霧散して行く光景の奥に、彼が宙を舞う姿が飛び込んで来た。

「スコール!」

利き手を伸ばし駆け出すが、間に合わない。



叩きつけられる―



ジタンがそれを覚悟した刹那、スコールは一回転し、よろけながらも着地する。



「スコール!大丈夫か?」

ぐらり、とふらつく彼を見て、やはりダメージが大きいと判断したジタンは、持っていたポーションを取り出す。

だが、目の前の相手は何度か頭を振ると、しゃがみこんだ。

「スコール!ジタン!」

別の場所で『勇者』を始末したバッツが駆けて来る。

「どうした?目眩で、も…?」



スコールは、自分の掌を凝視し始め、数回手を広げたり結んだりしている。

「おい、スコール。どっか痺れるのか?」

「…い、や」

彼はそれだけ答えると、目を瞑ってしまった。そして震え出す。

「なあ、本当に大丈夫か?」バッツが不可思議な行動をとる相手に触れようとして…。



「いやったぁ~!ジャンクション成功っ!!」





飛び上がると、そうスコールは叫んだ。





ピシッ。





「ってかここどこだ?またこいつ変な事に巻き込まれたんだなぁ~」



両腕を組み、突然軽快にに喋り出すスコール。


「って、あれ?…何で俺が喋ってんだ?

エルオーネ、聴こえる…訳はない、か」



何やら訳の分からない事を言い出し、彼はうんうん唸りだした。



そんなあり得ない仲間の姿に、2人は完全に固まった。







◇◆◇



え、何この続いちゃう感じ。

まじ?(聞くな)

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2「なあ、クラウド。お前大変だな」

7「?」

2「作品によって、前向きだったり後ろ向きだったり」

7「あぁ、そうだな。自慢じゃないが、時々自分の性格がわからなくなる。
…そう言う意味では、WOLの性格が羨ましい」


◇◆◇

ザックスの性格も最初とはかなり違う気がします…。

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「俺は、時を止め未来を閉じ込めた」

「俺は、時を動かし未来を開いたんだ」


◇◆◇

スコールとティーダ。

同い年で父親の存在も大きな二人ですが、やった事は真逆かな、と。

雨と太陽だし。

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ホシノヤドリギ
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女性
自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。

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