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気のむくままに、更新中… いわゆるネタ。 本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;) PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。 *関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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「私と私を作るものの連歌 10首」











たらちねの 母にすがりし その子らは 老いたる姿を 見ては哀しむ







ガリガリと 父母(おや)の脛を かじりしは アラサー前の 娘なりけり







桜咲き 貴方に逢いに この路線 あと幾年を 過ごせるだろう







夢をおい 夢に疲れて 立ち止まり また再び 夢をおうなり 







「儚い」と 誰かが言った その文字は ヒトが見る夢 ヒトだけの夢







老いていく 幼い貴方を 置いていく 氷雨が降りし あの春の日に







ガタゴトと 乗り継いて行く かの土地で 今は昔の 惨めさを知る







蒼白い 貴方の寝顔を 盗み見て 明日の先の その先を思う







南方に 去った一族 名も知らぬ 最期に見たは 故郷の空







ナガサキで 友が去ったと 言う祖父は 名簿を見ては その名をなぞる















◇◆◇







唐突に帰宅中に浮かんだもの。



mixiにあげたんですが、まあ、一応、こちらのブログは創作用なんで…。



あ、一部いじりましたけどね。



短歌と言うか言葉遊び?



ちなみに雰囲気で作っているので、文法はしっちゃかめっちゃかです(笑)










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「駄目です!これ以上傷つけないで下さい!!」





頭に血が上り、完全に理性が吹っ飛んでいた己に、その人間は、目の前に立ちふさがった。



「これ以上痛め付ければ死んでしまいます。

もうこの方々は動けません…」



白い肌を朱に染め、アーモンドの瞳に涙を溜めて懇願する姿に、戦闘体勢をとっていた金髪の青年は、目を奪われてしまった。



――ちくしょう!なんて可憐なんだ、こいつ!!



邪な心を抱きつつ停止している間に、可憐な人間は必死にのびた賊たちの命乞いをする。

が、あまりの可愛さに心を奪われてしまった青年には全くそれは届いていない。



「許して下さいますか?」

「あ、あぁ…」



反射的に出てしまった同意に、相手は太陽の微笑みを向けた。

「!!」





ノックアウト。





その瞬間、龍王の長子にして第一王位継承者は完全に陥落した。



傍にいる天使の顔を持つ…少年に。



――親父、お袋、すまねぇ。一族の繁栄は妹で頑張ってくれ!

妹なら沢山子供を産んでくれるに違いねぇ!!



「有り難うございます!

ならこの方々を役所に付き出して、懸賞金を頂きたいので、縛り上げるのを手伝っていただけますか?」



――こいつなら、財布を任せてもバッチリだぜ!





何処からか取り出した縄を片手に、二人は。



「すみません、見ず知らずの方にこんなことを…」

「いいってことよ、そんなことよりあんたの名前は?俺のは…」



自己紹介をしはじめた。







◇◆◇



…すいませんすいませんすいません

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「結局、お前の正体って何だろうなあ」


「……このタイミングでそれを訊くの?」



魔法使いは、己に覆い被さる海賊に、呆れた声で返答した。


ちなみに、相手の手は上着を脱がしにかかっている。


「思い付いたんだから仕方ないじゃないか」


「今、思い付くかなあ?普通…。


盛り上がったのに醒めたじゃない」


「俺は醒めてないぞ」


「本当にマイペースだよねぇ」




実は、精霊たちから魔法使い自身も超がつくほどのマイペースだと言われているが、当然知るわけはない。





「質問したいのか寝たいのか選ん…」


「両方」


「……分かった。ただし同時は無理だから、答えは後回しにさして」


魔法使いはため息をつくと、そのまま相手に身を任せた。


多分正体を知ったら向こうは固まるに違いない、と確信しながら。














魔法使いは落ちてくる瞼を必死に止めながら、水を一口含む。





―さっさと話して寝てしまおう。





事後だと言うのに、瞳をキラキラ輝かせて、ベットに腰かけている海賊を一瞥して、話し始めた。








「創造神の話しは知ってる?」


「あ?あれだろ、全てを創った神は、最後に己の身体を分割して、他の神々を創ったんだろ?」


「そう、だけど身体の全部を神として創れた訳じゃないんだ。


何分大きくてねぇ。


取りこぼしがあったんだ。


ほら、ケーキを切るとカスが出るだろ?


そのカスみたいなものさ。


でもカスだから、寄せ集めても神になる程の力はない」


「なるほどな。カスを固めてもケーキにはならんわな」


「そう。でも創造神の一部だから、普通のカスでもない。


…神々には及ばないけど、地上のあらゆる生き物より強い力を持った、中途半端なカスの集合体。








それが『私』なんだよ」








海賊はポンッと手を打ち。


「そうか、だからスゲー魔力を持ったり、性別がなか……」





そして、そのまま停止する。





「まあ、そーゆー訳だから、お休みなさい」





思惑通りになった海賊を尻目に、魔法使いはふかふかのベットへとダイブした。





今夜はぐっすりと寝れそうだ。











◇◆◇





と、言うわけでした(笑)


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「ちょっと、手を動かして仕事してください」

「失礼ね。ちゃんと書類にサインしてるわ」
「気が散りすぎです。…仕事を終えてから、彼と遊んで下さい」
「……」
「魔王なんですから、仕事してくれないと困ります。
別に人間の男の子?をさらってきても文句はありませんが…」
「だって、あの子、可愛かったんだもん☆テヘ☆☆」
「はいはい。別に喰おうが手を出そうが構いませんが、仕事はしっかりお願いします」
「あの年齢に手を出したら、私ってばショタコン魔王?」
「貴方の年齢考えれば、誰でもショタコンになります。
…ところで、昼からミカエル様とお茶会だったのではないのですか?」
「はっ!そうよ!今日、ミカリンにあの子を御披露目する日だわ」
「せめてそれまでに半分終わらせてくださいね。
じゃないと、あの子に会わせませんよ」
「え~~!けちぃぃ」


◇◆◇

またしょーもないオリジナルネタ(笑)
でも、ちょっと楽しかったです。

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近衛隊長に任命されたばかりの頃。

誰もが寝静まった深夜だった。
夜の鍛錬を終え、新しく与えられた寝室に戻ろうとした時。


――バサリ


何かが羽ばたく音が微かに、彼の耳へと入った。
(鳥?)

音に釣られて石の廊下から上を見上げると。
(…いや)
鳥にしては大きな影が、闇夜を翔ていた。



◇◆◇

なんか唐突に浮かびました(笑)
きっと続かない…
続いても完結しない!(ダメダメ)

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「戦いのない時代…確かにそんな時代もあったよ。でも…」

目の前の魔法使いは、そこで言葉を区切ると、すっと視点を下げた。顔の右側が月光に照らされて、白く光る。その冷たい光さえ、彼を美しく魅せる。
「長続きはしないのさ。必ず終わりが来る」
「だが、終わるのは平和だけじゃないだろう?戦いにも又、終わりが来るんだ。…そうだろう?」
「そうだね、君の言うとおりだ。繰り返すのさ。
戦争と平和を。それは終わらない」

魔法使いはそう呟くと、深く息を吐いた。疲れたのだろう。コップを口に寄せる。
「…お前ほどの力なら、世界を手中にする事も出来たはずだ」
海賊が言った言葉に、魔法使いは微かに笑った。
「私にこの世界を治めろって?それは不可能だよ。
…私は神じゃない。君たちから見れば神にも等しいかもしれないが。
いや、神にも無理だろうね」
「何でだ」
「有限(人)と無限(神)は、相容れないからさ」
 

◇◆◇
これまた久しぶりなオリジナルシリーズ。

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出来損ないといわれる悪魔がおりました。その悪魔は外見はとても美しかったのですが、生まれつき羽根が片方捻じ曲がっていました。

家族や友人たちからはとても大切にされておりましたが、心無い悪魔も沢山いるのです。

そんな悪魔が下界を覗いていました。悪魔にも適齢期と言うものがあります。その時期になれば気に入った人間を喰う事が出来るのです。ですが、その悪魔は羽根が曲がっていた為に、成長が後れ、漸くその時期が来たのでした。

「見つけた!」

その悪魔の下。そこは人間たちの住む大きな都市。大きな大きな都市の小さな小さな家。

「ねぇ、兄さん、俺見つけた。あの子がいい」

「どれどれ…。ふむ?」

「あの子可愛い!」

「…あの人間はまだ小さい。もっと大きな人間にしなさい」

その子はまだ小学生くらいでしょうか。ぼろぼろな街角を元気よく駆け回っていました。

「えぇ~~~~。嫌だよ。あの子がいいよ!だって俺の好みだもん」

「…前々から思っていたけど、お前の好みは変わっているね…」

「兄さんには言われたくないよ!兄さんの相手だって変人じゃないか」

「何か言ったか?」

「ううん?気のせいだよ!それより、俺はあの子にする。小さいんだったらあの子が大きくなるまで待つ!!」

「仕方ないなぁ…」

大切に育てすぎたのでしょうか。その悪魔はとってもわがままでした。しかし兄は笑って許しました。

悪魔は大喜びでその人間を見詰めました。

「俺のだ。俺の!俺だけのもの!」

 

◇◆◇

…だからさ、設定だけ考えてどーすんのよ私!…いいの楽しいから☆(心の葛藤)

…これ、パラレルでもいけませんか?小悪魔→カノン 後は聞かないでください(笑)既にありそうですけど。

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印象に強いのはその眼の色。

瞳孔は黒く、その周囲は美しい緑。

マラカイト。

 

孔雀の羽の模様を持つ眼。

 

◇◆◇

こっちはいつ連載に漕ぎ着けるのか…。

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朝、開口一番に魔法使いは告げた。

「しばらく君の服貸してもらっていい?胸が膨らんじゃってキツイんだ」

「…は?もう一回いってくれないか」

「服貸して」

「その後」

「胸が膨らんでキツイ?」

「…・…」

「何その眼。見る??ホラ」

「……………」

ざささ←部屋の隅まで逃げる音。

「ちょっと!!!」

「せ、説明、説明しろ!!俺にも判りやすくっっ!!」

「昨日、大きい魔法使ったから体内の気のバランスが崩れたの!!!だから一部女性的に…オスはメスの突然変異ってことしってる?そんな感じだよ多分」

多分?

「長く生きてりゃ不思議なことだってあるよ。そんなわけだから、朝から私は頭痛いし、体はだるいし最悪なんだ!!しばらく相手は出来ないから、夜は街にでも繰り出して来いっ」

◇◆◇

結局、性別はこんな感じで(笑)ファンタジーっていいなぁ…。

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「お久しぶりでございます。我が師よ。よもやこのような所にいらっしゃるとは…」

「…お前の力を使えば探索などすぐだろう」

「ご冗談を。師は身を隠す術にたけていらっしゃる。更に精霊王たちは未だあなたに気があるようで…。おかげで手間取りました」

「本題に入れ」

「ある貴婦人よりあなたをお助けするように依頼がございました。なんでもその方が海賊に襲われた際、それを助けた者がいると。代わりに海賊に連れて行かれたのでどうしてもお助けしたいと…」

「ならばそのご婦人に伝えるがよい。とっくにその人物は下船をしていると。心を痛める必要はない、とな」

「なるほど。あなたは海賊の元の居ると。よほどのその男の側がお気に召した模様ですね」

「…死に損ないのする事よ。大目に見てくれないか」

「ええ。勿論。だってあなたはここで海のもずくとなるのですよ。…選択によっては。ですけど」

「やはりそうか。何故だ。今の私には四大元素を扱う力はほとんど無い。お前の敵では無い」

 

◇◆◇

なんか続きそうな予感。いつもシーンだけが浮かぶんですよ…。

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ホシノヤドリギ
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自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。

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