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気のむくままに、更新中… いわゆるネタ。 本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;) PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。 *関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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最初に声を荒げたのは、一番無口な少年だった。

「あなたは、そうやって逃げるんだ!!!いつも、いつもそうやって」

視線の先には無様にうずくまる人影。

「止せ。シュラ」

「俺が殺したんだ。あなたの命令で。もう、彼はいない。なのに」

なのに、この目前の男は彼を求め、彼にすがる。

もう、いないのに。

「あなたが弱いからだ」

「言葉が過ぎるぞ、カプリコーンのシュラ」

同輩の一人が、二人の間に割って入る。

「止めるな。キャンサー!

・・・彼が死んだのは、そうやって逃げるからだ!!!臆病者!!!」

「止め…!!!!?」

「黙れ黙れ黙れ!!!」

カランと、乾いた音が響く。

黄金のマスクが落ち、それは、くるくると回転しながらピスケスの足元まで転がった。

「お前に何が分かる。私の何が!!」

相手にまとわりつく、黒い影。しかし少年の視界にはそれは映らない。

「・・・ガ・・・」

気管が潰され、風の通る音のみが辛うじて耳へと入ってくる。

「私は!私は、」

咽喉を締め付ける手は病的までに白く、小刻みに震えていた。

「お、おやめ下さい教皇!シュラが、カプリコーンが死んでしまいます!!!」

「私じゃない!!!私がやったのではない。違う・・・・・・違わない・・・?私が?私は・・・私は・・・」

金髪の少年が二人へと駆け寄った。震える手を引き剥がそうとする。

「シュラ、シュラ!手を、手を離してください。教皇!!」

「私、私は誰だ・・・」

震えが、全身を駆け巡る。

「教皇!!」

「アフロディーテ、動くな!!」

「!!」

長い金糸がゆっくりとたなびいた瞬間、硬い石の床に二人の身体が叩きつけられた。

青年を覆っていたマスクが、遥か後方へと投げ出される。

美しい髪が、漆黒へと姿を変える。

「アフロディーテ!シュラを連れて行け!急げ!!」

「デスマスク、君は・・・」

「速く!!」

 この空間に、低い嗤いが木霊した。

◇◆◇

終わってみる(笑)

蟹15歳、山羊・魚14歳ぐらい希望。思春期。

 

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現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。

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