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気のむくままに、更新中… いわゆるネタ。 本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;) PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。 *関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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真っ赤なソレがうねうねと大地を這い、木や草を飲み込み、冷やされ黒くなっていく。

地球の鼓動。
地球の血潮。

惑星が生きている証なのだろう。

エトナ山の噴火の上空。一般人ならその熱気とガスで命を落とすその噴火口の真上。
デスマスクは開けた口を見下ろす。

――今回の噴火は、自然なものです。封印に変化はありません。

この光景を見てしまえば、人は、否、神でさえもこの惑星に逆らえないのかもしれないと思うのだ。

◇◆◇
最近エトナ山が又噴火をし始めたと聞いたので。

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書類をまとめる彼の指先が、少し不自由に動くのを先程気付いた。
「どうしたんです?」
「あ?」
「左手ですよ」
あぁ、と彼はその箇所を上に持ち上げた。
「アフロに噛まれた」
「はっ?」
「昨日飲んでて喧嘩してな。思いっきり」
「はぁ。そうですか」
ムウの答えに、満足したのか或いはどうでもいいのか、デスマスクは再び書類を数え始める。
(…どうやったら指を噛む喧嘩ができるんですか?)
そんな喧嘩をするのに、付き合っているのでは無い二人。
(何と言いますか)
「もう面倒いい加減同棲でもしたらいかがです?」
「へっ?」

◇◆◇
でも清い仲なんです(笑)

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「これで本当によかったのか?」
「なんどもそう言っているはずですよ。ハーデス」
「新たな生、新たな記憶、封印された力…か」
「彼らを巻き込みたくはないのです」
「ふっ。随分とお優しくなったものだ。アテナよ。人として転生するうちに、感化されたか?」
「それはあなたにも言えるのではないのですか。ポセイドン」
「さて。なんのことやら分からぬな」
「かつての聖闘士、海闘士、冥闘士、全てに新たな道を…。穏やかな人生を」
神々の争いが起きるまでの、たとえ僅かな時間であっても。どうか、人としての生を歩んでください。

◇◆◇
わがままな女神の願い。
全てのキャラクターは記憶を失い、一般人として生活中。
例えば、デスマスク(仮名)は、バーのマスター。シュラもそこで働いていて、アフロはモデルでそこの馴染み。
基本兄弟は兄弟。星華と魔鈴は双子って設定とか。三巨頭はインターネットゲームに出没する謎の凄腕ゲーマー(笑)とか。サガとカノンは別々に暮らしていたり。
ソレントはやっぱり音楽家で。シベリアンは…彫刻家師弟とか。

 

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いちいち違いの世界まで足を運ぶのは面倒だから、そろそろどっかに家でも買わないか?と言うつもりだった。
(……まぁ、無理だよな)
相手の机に山積みになっている書類の量を見て、それは当分先の話だとカノンは思った。

◇◆◇
それってプロポーズ?

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オリジナル スタラクタイト

ツァミールは目の前に置かれたマンゴータルトを見る。
「嫌いなのか?」
主人である彼女は、無表情を和らげ口に運んでいる。
「いや、嫌いではないけど…」
むしろ昔は好きだった。
だた、幼い時に姉に「毒への免疫をつくる為☆」と言われ、毒入りのケーキを食べ二日間昏睡状態になって以来トラウマがあるのだ。
勿論、このケーキに毒が入っている訳では無いし、残すのも勿体ない。
ツァミールは数年ぶりに甘味を食べようとフォークを伸ばした。
が。
ステンレスの先は、ケーキをかすめテーブルにあたりそうになる。
「要らないんだろ?」
「え、」
「要らないんだろ?」
「……ドーゾ」
彼女は、相手のケーキに自分のフォークを刺した。
(………まぁ、嬉しそうだからいいか)

◇◆◇
彼女は結構我侭です(笑)

***

オリジナル 海賊と魔法使い

シャリ、シャリ、と太陽がサンサンと輝く海上の船の中で、およそ不釣り合いな音が響いた。
「ジェラートなんて久々だよ」
魔法使いは、嬉しそうにスプーンでそれを掬っている。
桃色のそれ。
先ほど立ち寄った港で売っていたジェラート。少々値は張ったが、相手の笑顔が見られたので良しとすべき…なのだろう。多分。
そう、相手は笑顔なのだ。ものすっごく。
それが、実は海賊には気にくわないのである。勿論、相手は自分に対して笑顔を見せてはくれるけれど。やっぱり、自分だけに見せて欲しいと思ってしまう訳で。
「……」
「え、ちょっと!」
最後の一口を、魔法使いの腕を付かんで己の口へと運ばせた。
「あぁッ!!!最後だったのに~~~~!!!吐き出せ戻せつーか死ね!!!」

◇◆◇
あれ、キャラ変わっちゃった…?

***

☆矢 年中組

「何だこれ」
「ケーキだ」
「見りゃ判る」
アフロディーテが持ってきたものはどう見ても紅茶のシフォンケーキである。
ただし一切れ。
「アテナから戴いた。我々に、と言うことだ」
「…嫌がらせが!!!???あんの女郎!!!!」
「デスマスク!恐れ多くも女神に向かって」
「やっかましい!山羊!さっさとハカリを持ってこい!」
「…量るのか」
「こ~なったらきっちりやってやるよ!!!」

◇◆◇
几帳面な蟹。

***

☆矢 三巨頭

「さぁ、ラダマンティス。そのショートケーキを私によこしなさい」
「…お前のはそこにあるだろうが」
「えぇ。ありますよ。でも貴方、甘い物は苦手でしょう?」
見るからに暑そうな色を纏う三人が見るからに甘そうな苺のショートケーキを食べようとしている姿は、ほほえましいと言うか笑えてしまう光景である。
「馬鹿言え。そもそも糖分はエネルギーに直ぐ変わる。俺がお前の分を欲しいくらいだ」
「私のルネが作ったものですよ。貴方には勿体ないです。さぁ、お兄様☆に渡しなさい」
「断る。第一、普通兄なら弟に譲るものだろう」
「何言ってんだラダマンティス。こいつが普通な訳ないだろう」
「ふ。確かにな」
「アイアコス。貴方は黙っていてください。…あなた達二人にこの味が理解出来るとは思いません。さぁ」
「断ると言っている」
「…仕方ありません」
「うを!」
途端にラダマンティスの右手が勝手にケーキを切り、ミーノスの口に持って行こうと動き出す。
「ミーノス!!ひ、卑怯だ!!!」
「貴方が最初から素直に渡せばいいんですよ」
その生クリームがたっぷり付いたショートケーキは、だんだんとミーノスの形の良い口へと運ばれていく。
ぱくり。
「!!」
「あ」
しかしそれを口内に入れたのは…。
「アイアコス~~~!!!」
「御馳走様」

◇◆◇
おいしいドコ取りのアイアコス。

***

PAPUWA 従兄弟ズ

久々にシンタローが腕をふるって作ったガトーショコラ。艶やかなチョコレートのコーティングが光りを反射させる。
甘い物だ好物なグンマは早くに食べ終わってしまい、キンタローのをじっと見ている。
「…グンマ、いるか?」
「え?ううん。もうボクのは食べ終わっちゃっただけだから、キンちゃんゆっくり食べてね」
「いや、しかし…。俺は甘い物は苦手だからお前にやる」
「いいってば。シンちゃんのケーキだよ?おいしいに決まってるから食べてみなよ」
「しかし…」
「いいって」
「だが…」
「いいの!」
「グン…」
「だぁぁぁぁ~~~~!!!さっさと食え!!何やってんだお前等!」

◇◆◇
こんな三人が好きです。

***

ゼノギアス

召し上がれ☆と出された物体にフェイは…いや、イドは遠い目をする。
嫌な予感はしていたのだ。シタンに呼びかけられたその瞬間に。
とっさにステージにあげられ、視界に入ってきたものは、うさんくさそうなケーキとうさんくさそうな笑顔のシタンであった。
「ちょっと暇なので、残った薬草でケーキを作ってみたんですよ~」
「作るなそんなもので」
「体に良い薬草ばかりですから。これだったら子供たちも食べられるでしょう?」
言われてイドはそのケーキをちらりと見る。
真っ黒いケーキ。
「チョコレートケーキだと思って食べてみてください」
(フェイ…覚えていろよ!)
覚悟を決めて、フォークをおろす。

がつん!
ぼきぃっ!

フォークはケーキに刺さる事無く真っ二つに折れた。

◇◆◇
確かシタン先生は壊滅的に料理が下手だったような…。

***

銀魂 沖田と神楽

春なのに夏のように暑い日である。
「あ~。あちぃな。アイスクリームでも食うかねぃ」
自主休日(つまりサボリ)である以前雑誌に載っていたアイスクリーム店に入った。
休日の為、家族連れやカップルが多い店内であるが、そんな事は気にしない。
(え~っと)
ざっとショーケースを見ると、期間限定の夏みかんのアイスクリームが一番人気らしい。あと一掬いで無くなってしまいそうだ。
「おえーさん。な…」
「夏みかんのアイスクリーム、ちょーだいアルね!」
「コラチャイナ娘!それは俺のだぜぃ!」
「む!何アルか?早い者勝ちアルよ!!」
「俺が先に見ていたんだぜぃッ!」
「先に頼んだのはあたしアルよ!れでぃーふぁーすとって言葉、知ってるよろし?」
「お前みたいな子供には縁の遠い言葉だねぇ。…おいおねーさん。ここのケースのアイスクリーム、全部買うぜぃ」
「むっきー!!!じゃあ、あたしは店のアイス全部買うアルね!!」
「そんな金があるんならねぃ」
「きー!あんただって無いアルね!!!」
「ふ。公務員を舐めちゃいけませんぜぃッ!!!」

後日、真選組局長近藤の元にアイスクリーム屋からの請求書が届いたと言う。
「総悟ーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」

◇◆◇
貧乏くじは近藤さん(笑)

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「すまない。部屋に書類を置き忘れてしまった。机の上にあるから取ってきてくれないか?」
同じ海将軍と言う立場にあるカノンが、頼みごとをする事は珍しい。
それだけ今忙しいと言う事は、彼の目の前にある書類の山を見れば分かる事だった。
「分かった」
自分の手元の報告書を手短に纏めると、アイザックは無表情のまま席を立った。
 
海龍の部屋は驚く程殺風景だ。
最低限の家具しかない。
例えば、海魔女の部屋は旅行用バックと音楽関連の道具が整頓されて置かれている。
例えば、スキュラの部屋は足の踏み場も無い程散らかっていてアイザックは入る度に片付けをしている。
自分の部屋も殺風景だといわれるが、少なくともここ程では無いと思う。
 
この部屋は本当に冷たい。
よく見れば使われているのはベットだけのようで、他は埃が溜まっている。
 
「これか」
机の上におかれたファイル。なぐり書きの文字で書かれたメモが付いている。
「……?」
そのファイルの隣にある箱。
分厚いファイルがいくつか入ってしまいそうな程の大きさの箱である。閉じられていて中は見えない。
アイザックはそれを一瞥しただけで、特に興味を持たず目的の物を手にした。
ただ予想外だったのは。
「あ!」
アームパーツがその箱に当たり、勿論持ち前の速さでその箱が落下する事は避けられたけれども。
その時の衝撃で箱の蓋が捲れて中身が見えてしまった事だった。
「ッ!!!???」
――ブラック・アウト
 
「………」
「ありがとう。遅かったな。分かりにくかったか?」
「いや……」
普通に仕事をこなす相手をアイザックは心なしか青い顔で見上げる。
「どうした?」
「………こんな事を言うのは迷惑かもしれないんだが、」
「何だ?」
 
何事もクールに。
師の言葉が浮かぶ。
たかがあれくらいの物を見たぐらいで!!
これくらいの事で動揺してどうするのだアイザック!!!
わが師の修行でもっと辛い目にあってきたではないか!!!!
 
「………………………その、……………………そう、少しは掃除をしたほうがいいと思う。大分隅に埃があったぞ」
しばし頭の中で色々なものを反芻し、出てきた言葉は全く違ったものだった。
「あー、そう言えば最近全く掃除なんてしてないな。そうだな。次の休みにするか」
その返事をどこか上の空で聞きながら、どんな時でも『クール』がモットーのシベリアファミリーの中でもっともクールな少年は席に戻る。
「ところでアイザック」
「何か?」
「このファイルの側に箱あっただろう」
いきなり核心である。
「中身見たか?」
「いや、第一蓋してあったので見えないだろう」
 
声が裏返ずに話せたのは奇跡だとアイザックは本気で思った。

後日談
「あ、そうそう。アイザックに見られたらしいんだよな」
「は?何がだ?」
「写真とか。その他色々」
「?なんだそれは」
「こないだの監…」
「~~~~!!!!(声にならない悲鳴)」

◇◆◇
色々なものが入っていたらしいですよ。

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真っ逆さまに大地に落ちて、カノンは左右に頭を振りました。
「馬鹿サガめ…今度覚えていろ」
いつもの様に喧嘩をし、いつもの様に必殺技を繰り出したのです。
「…フン」
互いに空間を歪める技を放った為、どうやら聖域外に飛ばされた様でした。
そこは抜けるような青空と何処までも続く草原。磯の香りもするので海も近いのでしょう。
とりあえず海底神殿に戻ろうと意識を集中しました。

「……?」
己の小宇宙を高め、海底神殿へ意識を飛ばそうとしてカノンは眉を顰めました。
「無い…?」
海底神殿が放つ結界を感じ取る事が出来ません。慌てて他を探索しても、他の海将軍はおろかポセイドンの小宇宙すらも見あたらないのです。
意識を聖域へと飛ばしますが、そこにはアテナの気配は無くそれとは別によく知っている小宇宙を感じます。
「馬鹿な」
それは他でもない、兄サガと自分のものでした。
そしてその二つ側にあるものは、紛れもなく…教皇シオンの小宇宙。
「いや、しかし…」
カノンはとっさに周囲を見渡します。

青空と草原、大海。

それらは確かに自然の光景です。
尚も神経を尖らせるカノンに、一つの小さな影が視界に飛び込んできます。
「!」
その影に、本当にカノンは言葉を失いました。
草原の緑に埋もれる影。
その影は、羊を先導しています。
「…ラダマンティス…」

◇◆◇
多分続かない(コラ)
うっかり過去に行っちゃったよ!と言う話です。…イメージ的にはラダ10歳前後。………犯罪だ(何が!)

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「ん?ん、ん~~~~~~???」
ラダマンティスの背後に回り、なにやらカノンはし始めた。
『また』何かされるのでは、とラダマンティスは気が気ではない。
「あ、白髪みっけ☆」
「~~~~~~~~a`p@ぎぅあ!#8()0Hう!!!????」

◇◆◇
カノンにもあったりして。

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「私、聞いたんだけど、海底の泥ってミネラル豊富で美容にいいんですってね!」

そんな言葉をうっかり聞いてしまったが、あれは絶対女神の策略だと思う。
流石、冥王を串刺しにしただけの事がある、と、セイレーンは思った。

「と言う話題に盛り上がってな。海底に泥掬いに行って来てくれないか。私も面白そうだから行ってみたいんだけど…」
「絶対になりません!」
「と、ソレントが怒るからねぇ…」
ポセイドンはジュリアンの笑顔のままそう宣った。
「…女神…」
カノンは一人遠い目をしている。
「ええと、泥を数十㎏運んで来ればよろしいのですよね?」
一応、それは買い取ってくれるらしい。貴重な資金源である。
「行くのは、俺とバイアンでいいか?あ、テティスも要るよね?」
「そんな、イオ様、滅相もございません!!!」
「いいって。女の子なんだし」
「そうですね。それじゃあ、ちょっと多目に。カノン、貴方も要るんじゃありません?」
「馬鹿か。俺が何故肌の手入れなど…」
「怠ると年下の彼氏に棄てられますよ。…って、あぁ、彼氏と逢えば肌の調子は良くなるんでしたっけ?」
「フッ羨ましいか?」
「いえ、全く。むしろお相手が可哀相かと」
「…ソレント、それはどう言う意味だ?」
「そのままの意味です」

◇◆◇
泥パックは冥界の姫さまの所にも行く予定です(笑)

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それは、キラキラと光るのだ。
彼の周囲をぐるぐると回るそれら。
かつてヒトであったもの。

魂、と呼ばれるもの。

炎では無く、中心にガラスのカケラに似たものをもち。
陽が昇る前の、闇と光が混在する僅かな時間に。

出来損ないの死神の周りを。

くるくる、くるくる。

別れを告げるのだ。


その光景は、イコンにも似た。

◇◆◇
デスの周囲を巡るもの。

***

持っているもの全てを。
今この瞬間に捨ててしまえたら。
どんなにいいだろう、と何度も思った。
けれどそんな勇気は無くて。


黄金聖闘士、聖域、教皇、運命。

それがガラクタ。

◇◆◇
全てが嫌いなバージョン。

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プロフィール
HN:
ホシノヤドリギ
性別:
女性
自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。

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