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気のむくままに、更新中… いわゆるネタ。 本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;) PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。 *関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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*本編後。絶賛BL中…。「心の選択を」の後です。



カーテンからこぼれる陽の光に、漸くツァーリは目蓋を開いた。

朝であるのは分かるのだが、あれから何日たったのだろう。
体に来るであろう痛みの衝撃を予想しながら、上半身を起こすものの、何もない。何もなくて拍子抜けしてしまった。

「起きたか」

そこへ、主悪の根元が湯気が立つものを運んできた。
ベットの上でゆっくりとウェストを捻ると、バキバキと骨が鳴る。
痛みは無くとも、体は凝っているらしい。

「二日間ぐらい?」
「四日だ」
「よっ!」

衝撃的な真実に、銀髪が大きく跳ね上がる。
四日間も、ツァーリは寝床に押し付けられていたのだ。目の前で涼しげな顔をして朝食の用意をしている男、に。

「食べろ」

レンゲを出されて反射的に口をあけた。どろりとしたほんのり甘味のある固形物…おかゆ、と言う料理名を思い出す。
ウォルロ村でリッカに食べさせられたものだ。間違いなく彼女の手料理である。

「リッカとルイーダさんには?」
「疲労で睡眠中と」
「…そう」

確かに間違っていない。その耐えられぬ疲労を与えたのは、この赤毛の青年なのだが。
レンゲの中身が口に消えれば、エスは又掬って口元へ運ぶ。
マメな男である。
そう言えば、とツァーリは咀嚼しながら周囲を見回す。
四日間色々あった割には綺麗だった。部屋も身の回りも。つまり、彼が気絶した自分を世話をしてくれたらしい。しかも甲斐甲斐しく。
シーツは新しいし、ボンヤリと身を清めて貰った記憶があった。

「口をあけろ」
「………」

もう一度、あけると、やはりおかゆを注ぎ込まれた。
(――何か、楽しそうだな……)

止めるまでやりそうだ。


◇◆◇

新年早々何を書いてるんでしょうか…。
いや、むしろ今だから書けるのか!?
この後、クエスト等をする為に世界を回ります。んで、また女神の果実と再会するんです。

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ホシノヤドリギ
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自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。

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