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気のむくままに、更新中… いわゆるネタ。 本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;) PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。 *関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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ある夜。
大切な人たちが居なくなってしまってから、暫くしてからのある夜。
月がぞっとする程綺麗な日だった。
初の勅命を終えた二人の背中を、アフロディーテは見つめた。
目は吊り上がり、赤く充血していた。
そして鍛え上げられた感覚によって識る、そのにおい。
二人が初めて人を殺した証。
悲しんではならない。
嘆いてはならない。
二人を迎えねばならない。二人が誰よりも傷ついているのだから。
◇◆◇
その時、私は決心した。私も彼らと同じようにならねばと。
***
幼い頃、夢があった。

教皇となったアイオロスの傍らには彼に忠誠をちかうサガが居る。
自分たちはその周りを固め、来るべき敵を討つ。

そんな夢。

夢は叶った。

今自分たちはサガの側にいる。しかし、アイオロスの姿はなく。
「これより聖域に参る。目指すはアテナの御首ただ一つ」

黄金ではなく、闇の聖衣に身をつつまれ。

「…あぁ、儚い夢だった」
◇◆◇
出発の前。オリジナルで使った「儚い」を書いてみました。

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ホシノヤドリギ
性別:
女性
自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。

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