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「サガ、居る?サガ?」
「ここには居ない。お前のサガは、籠もっている」
「…!」
「驚いたか?」
「少し」
「女神の慈悲は思わぬ副産物をつけたようだぞ。おかげでアレは定期的に籠もる
ようなった。時々欝になるのはその為だ。もっとも、いまさらどうこうする気も
無いから安心しろ」
光が強ければ闇も強い。
「一日か二日で戻る。ガキどもには仕事ででれぬとでも言っておくがいい」
「外にでないのか」
「…出てどうするんだ。ガキどもを脅す趣味はない」
「まぁ、驚くよな普通は。お前が構わないなら、俺はいいよ」
◇◆◇
お前のって、何ですか(笑)
***
私はアレの欲望。アレの屈折した精神。アレの闇。アレが否定したものすべて。
弟への想い、聖域への憎しみ、お前への愛憎。それらすべて。
アレが制御しきれなくなったもの。
◇◆◇
黒は何故存在したか。・・・突き詰めていくとどーもイドっぽくなってしまいます。
「人を傷つける事は悪だ。どんな理由であっても。例え、女神からの勅命であっても。それを忘れるな」
聖闘士は決して正義の味方ではない。大義名分の元に人を殺す。海闘士も冥闘士も元は人だと言う。聖戦とは殺し合いだ。
「だが、どんな悪でも善になる時がある。それは何だと思う?」
「判りません」
「…歴史だ。残る歴史がそれを判断する。その出来事は時に善にも悪にもなり得る」
「勝者が善となり、敗者が悪となる。俺たちが正義であり続けるなら、俺たちは勝ち続けなくてはならない。…と言うことでしょうか?」
「そうだ。その為には力が必要だ」
◇◆◇
蟹は一度も自分を正義だとは言っていないのです。それは今現在の段階で自分の行っている事を、キチンと理解していたからではないでしょうか…な~~んて夢をみてみたり。
歴史。でも盟の闘いはその歴史にも残らない。
「今日、お前の誕生日なんだよな?」
「そうだ」
「すると、・・・蠍座か」
「そうなるな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミロと同じか」
「・・・なんだその不満そうな目は」
◇◆◇
悪友と同じでちょっと切ない?海龍。悪友→蟹、蠍あたり(笑)
***
「ラダ、今日お前が下な」
「何?それはつまり・・・」
「そう、女役」
「ちょっとマテ!」
「昨日、アフロ・・・あ、魚座ね。そいつと話したわけよ。んで、やっぱり相手の立場も判らないと、色々と問題かなって、結論に達したわけ」
「いやいやいやいや」
「はい、ベットに転がれ!!!」
「ぎゃー!!!!」
暗転。
◇◆◇
魚座はいつぞやの復讐の為に、海龍をけしかけたんです♪
***
「妙な奴だ。何故俺なんかをかまう?」
「俺こそ尋ねる。何故俺に答える?」
「それは・・・」
「お前の実力からすれば振り払う事ぐらいは出来るはずだが?」
「・・・・・・」
「そんな態度をとるから、俺なんかにつけ込まれるんだよ。ラダマンティス・・ああ、それとも俺を油断させているのか?」
「カノン、」
「俺は神をもたぶらかした男だからな。周囲はお前の味方だ」
「カノン、おれはただ」
「煩い。・・・来い、早く俺をお前で満たせ」
◇◆◇
・・・行動を削除したんですが、会話だけの方がなんかエロイなぁ。
親愛なる友よ。 私の顔をみてはくれまいか。 「私は教皇を殺し、敬うべき女神に短剣を突き付け、君を殺させた」 君だけのせいじゃないよ。どうして気付かなかったんだろう。
一番の友と思っていたのに。 「私はここに残る。それこそが私への罰」 そんな事を言わないでくれまいか。 この手を取ってくれ。 共に地上へ。 「無理だ。どうやって忘れろと。あの長い年月を」 忘れろなんて言ってない。忘れてはいけない。 過去は君を構成している一つの欠けらだから。 君は覚えているだろうか。初めて逢った日を。 「あぁ」 『初めまして。射手座のアイオロスです。君が双子座のサガ?』 『うん・・・』 小さな手を君に差し出した。 『双子座って事はやっぱり双子なの?』 君はこれには答えなかった。 「そう・・・だ。弟が、一人」 名前は何ていうんだ? 「カノン」 やっぱり君ににているんだろうね。 「分からない。たぶん」 私にも弟が一人いる。知らない間に、あんなに大きくなってしまったよ。 13年も一人っきりにしてしまったから、沢山話をして、沢山我儘を聞い
てあげたいんだ。君は? 「私は、私は、ほとんど構ってやれなかった。私を置いて死んでしまっ
たかと、」 そっか。じゃあ、逢いにいこう。 この手を取ってくれないか。
◇◆◇
射手座と双子座。次の命は共に歩んで。
***
「サガッ!シュラッ!カミュッ!」 散りゆく意識のなかで、再び少年達を見た。 結局幼い彼らにすべてを託す事になったのか。 少年達よ、我らを憎め。 力なき、我々を。 またお前達に頼らねばならぬ。 もし、次があるのなら。 女神の御許で。
◇◆◇
慟哭キャンデーズ
*** あぁ堕ちていく。 暗い暗い闇の底。 僅かに先にゆく友へ、手を伸ばせば。 彼は笑いながらその手を取り抱き寄せた。 自分達の使命はこれで終わる。 もし、再び逢えるとしたら、何もない平和な時代がいい。
◇◆◇
蟹座と魚座。彼らは裏切り者のレッテルを甘んじて受けた。
「カノンー!カノンー!!…ったく、何処いったんだ?おい、あんたカノン知らね?」
「いや。如何したんだ?」
「これ見てくれよ~~。海龍がオレPの蟹を加えて離さないんだよ!
なんか泡吹いてるし…」
「海龍は物好きだからな。だが、お前はまだ良いほうかもしれん」
「なんで?」
「…オレの翼竜なんて、上から圧し掛かられていたからな…(遠い目)」
「…あんたも大変だな…」
◇◆◇
聖衣や鱗衣や冥衣には意志があるようなので、動いてもいいと思います。
***
「老師!これはいかがいたしましょう?」 「そうだの。寝室に頼む」 「老師~、これは?」 「ほぅ懐かしいのう。卓袱台の上に頼むかの」 「すいません。これ処分してもいいですか?」 「仕方ないのぅ…」 (汚れが落ちないよマーマ!) 二世紀半ぶりの主人の帰宅に、みんな慌てて大掃除。
◇◆◇
勿論一輝も居ます。
***
せっせとギリシア行きの荷物をまとめている銀髪の長兄。 どー考えてもおかしい荷物量である。 末弟は首をひねった。 「盟、どうしたのこの荷物」 「ん~?ああ、師匠へのお土産」 「ダンボール4箱だけど…」 「んと、日本のアイドル写真集でしょ?それから漫画にゲームに、オリコンTOPだ ったアルバムでしょ。ジブ○のDVD!ついでにほしいって騒いでた某DSライト。
後は…」 まだまだ湧く品々。 「……デスマスクって…」
◇◆◇
盟、好きです。
「カノン!カノンっ!えぇい愚弟めっ!!」
「ラマダンティス様ー。どちらにおられますか~?ラマダンティス様~!」
「申し訳ない、バレンタイン殿。うちの弟がラマダンティ殿を誑かして、どこかに消えたに違いない」
「こちらこそ申し訳ありません!ラマダンティス様は、ああ見えて面食いで押しに弱いのですっ!ですからいつもミーノス様に使われてっっ!あぁっ」
「今すぐ出てこいカノン!今なら一週間トイレ掃除で許してやる!!」
◇◆◇
ソレントは気にせず会議の準備。
****
「……」
革張りのソファーの上で、爆睡中の海竜兼双子座。その首の長い鱗衣は脇のテーブルの上に、鎮座し、主人の寝顔を覗き込んでいるように見えた。
微笑ましい光景なのだろう。
ここが、カイーナを治める翼龍の職務室でなければ。
せめて隣の仮眠室で寝ろというも、本人は断固として譲らず。
起きたと思えば、この部屋の主人お気に入りのティーカップを使い、人の顔を観てニコニコとするだけで。
腹心の部下は、ソファーに横たわる長い金髪に、一瞬顔を引きつらせた。
◇◆◇
今日の目○ましテレビで、一位が双子座。ラッキーパーソンは「眉毛の濃い人」でした(笑)
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