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気のむくままに、更新中… いわゆるネタ。 本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;) PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。 *関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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*「もう一人の銀髪」の後の話しになります。




カイの言う“日溜まりと黄昏”が宿に戻ったのは、陽が地平線に沈む頃だった。



確かにあの僧侶の喩えはぴったりだった。朗らかな表情の旅芸人と、影のように居る強面の武道家。

(面白いパーティーになりそうね)

ルイーダは四人が座るテーブルを見ながら、クスリ、と笑った。





「それで、どうだったんですか?」

そうそうにシシィは、ツァーリを質問責めにした。何せ不明なことが多すぎるのだ。

そもそも、何故黒騎士が引き下がったのかも知らないのだ。

だが、目の前の麗人は少しだけ首を傾げて、左手を軽く上げた。そして男性にしては高い声が響く。

「その前に、お互いに自己紹介をしませんか?バタバタしていて、きちんとお話し出来てないでしょう?」

あっさり出鼻を挫かれ、シシィは沈黙する。隣の口の悪い僧侶の肩が震えていたが、彼の言っていることも一理あるので、そのまま椅子に座り直した。



◇◆◇



ツァーリはのんびり、シシィはせっかち。

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現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。

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