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気のむくままに、更新中… いわゆるネタ。 本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;) PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。 *関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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墜ちた天使は、体を引き摺りながら夜道へと足を踏み出した。

一歩進む度に、背骨が、脚が、内臓が悲鳴をあげる。ふらつき、目眩がする。

目指すのは朽ち果てた天使の像。薄汚れ、苔がむし、羽根は付け根からもげ、既にそれが何であるか知らぬ人々も多いと聞いた。

けれど、微動な天使の波動を感じる。
呼ばれているのだ。
己は。

負に覆われた守護天使の像の足元に倒れ込むように跪く。

ここは、怒りと哀しみが渦巻いていた。

「何を、そんなに、嘆、いて、お、られる、のです、か?」

その渦は何も答えず、ただ激しく己の体を突き抜けていく。
心を強く持たねば流されてしまう。

ウラギラレタ。
シンジテイタ。
クヤシイ。
クルシイ。

朽ちた天使はそう叫ぶ。


「裏切られた、」
誰に?
「信じていた、のに」
いざやーる、さま。
「悔しい」
あの、冷たい目。
「苦しい」
心が。


ニクイ!ニクイ!


「止めてくださいっ」

髪を振り乱し、脂汗をかき、耳をふさぎ、目を閉じても。

ニクイ、憎い。
「憎い、ニクイ」

像から流れ込む重い声から逃れられない。

「お願い、し、ます。声、を、止め、て。来な……い、で」

信頼し敬愛するあの人を。

憎ませないで。


◇◆◇
暗っ!
なんつーかイザ主っぽい…。
女神の果実を奪われて落とされた直後。

マジで師匠が嫌いになりかけました(笑)

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プロフィール
HN:
ホシノヤドリギ
性別:
女性
自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。

何かあればコチラまで。hosinoyado2000☆yahoo.co.jp(☆を@に変換)
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