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気のむくままに、更新中… いわゆるネタ。 本館は更新が止まっていますが、日記は儚く動いてます(^_^;) PCからでも携帯からでも見れますが、PCからの方が見やすいかと…。 *関連会社様とは一切関係がございません。個人の趣味の範囲内・常識の範囲内でお楽しみください。
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幾つもの小宇宙が爆ぜて消えた。



刹那に瞬いて。





海底神殿に居た海龍は、その気配に震えた。

(何故だ)



他の海将軍たちもその爆発を感じたらしく、辺りを探っている。



海界ではない。



「カーサ、ポセイドン様のお側にソレントが居る。お前もお側に行け。

イオ、テティスと共に聖域に向かえ。状況を確認しろ。

それ以外の者たちは、」



鱗衣が共鳴した。





「全力で結界をはれ」

「はっ」





海界ではない。

聖域でもない。





(…冥界で何が)





良く知る小宇宙が、消えていた。



そして、海底が震えた。







ソレントは突如降臨したポセイドンに戸惑いつつも、背後に控えていた。

先ほどから仕える神は、何も言わない。

ただじっと海を見つめるだけである。

その海は、ただ穏やかに凪いでいた。



「成程な」



その呟きは、小宇宙の爆発によって、かき消された。

「なっ!」

「落ち着くがよい、ソレントよ。此方にも直ぐに来る。見よ」



ポセイドンが見る海の彼方に、黒煙が立ち込めていた。

「あれは…」







デスマスクは駆け上がった。

女神がいる間へと。

間違いない。

(あの方向は!)



最後の段を飛び越えると、アテナが静かに佇んでいた。



「シチリア、エトナ火山。

盟…」





◇◆◇

何も考えてません(笑)

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ホシノヤドリギ
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自己紹介:
現在、役者として成功することを夢みつつ、しっかり腐女子になっている20代です。

何かあればコチラまで。hosinoyado2000☆yahoo.co.jp(☆を@に変換)
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